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レイダースWRラッグス三世、DUIによる死亡事故を引き起こした容疑で逮捕

2021年11月03日(水) 11:38

ラスベガス・レイダースのヘンリー・ラッグス三世【Michael Owens via AP】

警察によると、ラスベガス・レイダースのワイドレシーバー(WR)ヘンリー・ラッグス三世がアメリカ西部時間2日(火)午前3時39分頃にラスベガスで発生した交通事故に関与したことを受け、飲酒および薬物の影響下での運転(DUI)により第三者を死亡させた容疑で逮捕され、取り調べを受けているという。

ラスベガス都市圏警察は火曜日、シボレーコルベットとトヨタRav4(ラヴフォー)が衝突する交通事故の発生を受けて警察官が出動したと発表。当局によれば、駆けつけた警察官が炎上しているトヨタRav4を発見し、消防隊員が「トヨタ車内で被害者が死亡している」ことを確認したという。

ラスベガス都市圏警察はシボレーの運転手をラッグス三世と特定している。現場には「機能障害の兆候を示した」ラッグス三世が残っていた。

警察によると、ラッグス三世は地元の病院に搬送されたものの命に別状はないようだ。ラッグス三世は現地14時11分にクラーク郡拘置所に収容されている。

DUIで他人を死亡させた罪に加えて、ラッグス三世は危険運転の罪にも問われている。保釈の可能性についてはラッグス三世が裁判官と顔を合わせるまでは不明だ。

チームは火曜日、声明の中で「レイダースは今朝、ラスベガスで発生し、ヘンリー・ラッグス三世が関与した事故について把握しております。亡くなられた方に哀悼の意を表すとともに、被害者の方のご家族に心よりお悔やみ申し上げます。現在は情報を収集しており、これ以上のコメントは差し控えます」と述べた。

ラッグス三世の弁護士であるデビッド・Z・チェスノフとリチャード・ションフェルドは火曜日に発行した声明で「当社のクライアントであるヘンリー・ラッグス三世の代理としてこの声明を出した時点で独自の調査を行っており、すべての事実が集まるまで判断の保留を求めます」と説明した。

また、NFLは声明で次のように述べている。

「今回の恐ろしい惨事による被害者のご家族やご友人に心よりお悔やみ申し上げます。引き続き事実関係を調査し、リーグの方針に基づいてこの問題を観察してまいりますが、現時点ではこの悲惨な事故の影響を受けた方々に衷心より哀悼の意を表します」

【RA】