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セインツWRマイケル・トーマスは新たな足首のケガでシーズン終了

2021年11月04日(木) 01:09

ニューオーリンズ・セインツのマイケル・トーマス【NFL】

ニューオーリンズ・セインツのワイドレシーバー(WR)マイケル・トーマスが残りのシーズンを欠場することになった。

彼はオフシーズン中に足首の手術を受けてリハビリを行ってきたが、現地3日(水)、新たなセットバックが発覚し、2021年シーズン中の復帰はできなくなったことを明らかにした。

「俺は常に信念を大切にする男だ。この数カ月、俺の信念がまさに試されてきた」とトーマスはソーシャルメディアへの投稿でつづっている。「多くの人が知っているように、昨シーズンの序盤に俺は足首を負傷し、その後の数カ月は懸命に努力してシーズン終了までの復帰を目指した。残念なことにリハビリが予定通りにいかず、このオフシーズンの初めにケガを修復するための処置を受けなければならないことは明らかだった」

「それ以来、チームと俺は日夜懸命にリハビリに取り組んで、フィールドに戻ろうとしてきた。だけど、残念ながらまた新たに小さなセットバックがあって、それに対処しないといけなくなった。悔しいけど、今シーズンは戻れない。でも自分にできる力の限りを尽くして、選手として以前の俺に戻れるように頑張るよ。神は間違いなど犯さないことを俺は知っている。だから、この道を進み続ける。地球上で一番のファンのみんなの前でフィールドに戻るのが待ち切れない」

3日(水)の朝に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは、トーマスが新たに今までとは違う足首のケガをしてしまい、専門家の診察を受けたと報じていた。

トーマスは今季開幕からPUP(故障者)リストに登録されている。シーズン第7週にはリストを外れることが可能だったが、セインツはそれを実行しなかった。これで彼はシーズン終了ということになる。

トーマスはデビューから4シーズン連続で100ヤード超を記録し、2019年にはレシーブ149回を達成してNFL記録を作った。しかし、ここ2シーズンは足首のケガで全てが狂ってしまった。28歳のワイドアウトが2020年にプレーしたのはわずか7試合で、ドリュー・ブリーズの最後のシーズンでスーパーボウルを狙うために手術を先延ばしにした。

トーマスのセットバックを受けて、セインツは2日(火)のトレード期限までにレシーバーの助っ人を手に入れようと動いていたとラポポートは伝えている。ニューヨーク・ジャイアンツとWRダリウス・スレイトンの獲得について交渉したが、話はまとまらなかったという。

これまでの7試合でセインツを率いているのはキャッチ28回のランニングバック(RB)アルビン・カマーラだ。次点はWRマーキス・キャラウェイで、キャッチ19回、284ヤード、タッチダウン3回という成績だ。

5勝2敗のセインツはプレーオフに進めるポジションにいるが、ヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンのオフェンスにとってトーマスのニュースは新たな打撃だ。彼らは日曜日にクオーターバック(QB)ジェイミス・ウィンストンをACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂で失っている。残り10試合でプロボウル選出のレシーバーが復帰できないことが決まり、ペイトンは改めてレシーブ陣をまとめ直さなくてはならなくなった。

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