ニュース

足首負傷のカーディナルスQBマレー、本人は「大丈夫」と考えるも出場は試合前の判断

2021年11月04日(木) 09:35

アリゾナ・カーディナルスのカイラー・マレー【AP Photo/Ralph Freso】

アリゾナ・カーディナルスのクオーターバック(QB)カイラー・マレーは足首の負傷により練習場に姿を現していないが、現地7日(日)に控える試合に出られないということはないはずだ。

マレーは報道陣に対し、シーズン第9週に開催されるサンフランシスコ・49ers戦について「ゲームプランを理解してメンタル面での準備が整えば問題なく戦える」はずだと話している。

ヘッドコーチ(HC)クリフ・キングスベリーはその意見に賛成しているようだが、マレーの出場可否については試合前の判断になりそうだと付け加えた。

『ESPN』によれば、キングスベリーHCは「彼は能力が高く、システムを理解しているタイプの選手だから、メンタル面での準備さえ整っていれば、試合に出て実行できると思う」と述べたという。

シーズン第8週に行われたグリーンベイ・パッカーズ戦の後半で負傷したマレーは足を引きずる様子を見せていた。カーディナルスにとって今季初の敗北は間違いなく痛手となったものの、試合の開催が木曜夜だったということもあり、マレーは翌週に休息と回復のための時間を確保できている。

チームメイトが通常通り1週間の練習に励んでいた一方で、マレーはカーディナルスのトレーナーの元でリハビリに取り組んでいた。

マレーは「シーズンが開幕してから全く休んでいなかったから、そういう日があって本当に助かったよ」とコメント。

公式のステータス指定が発表される金曜日には、マレーの状態がもっとよく見えてくるだろう。現時点ではクエッショナブルになりそうな気配だ。カーディナルスが今季初の黒星からの復調を目指す中で、マレーがステータスをフル出場へと変えられるかどうかは日曜日に明らかになる。

【RA】