現地7日（日）に実施されるカンザスシティ・チーフスとの一戦でグリーンベイ・パッカーズのクオーターバック（QB）ジョーダン・ラブがキャリア初先発を遂げる際には、ナンバー1レシーバーもフィールドに立っているだろう。

COVID-19（新型コロナウイルス感染症）に置かれた先週は活動できなかったワイドレシーバー（WR）デイバント・アダムスがチームの施設に戻っていると、パッカーズのヘッドコーチ（HC）マット・ラフルアーが明かした。さらに、守備コーディネーター（DC）ジョー・バリーも復帰しているという。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のステイシー・デールズによれば、ラフルアーHCは「彼らがいて最高だ・・・彼らは復帰に対して気合が入っている」と述べたという。

ラフルアーHCは後に、アダムスの復帰に関しては今週にまだいくつかやることがあるとつけ加えたものの、日曜日にプレーすることについては“希望を持っている”とのことだ。

新型コロナウイルス感染症の陽性だったアダムスは、先週木曜日にチームがアリゾナ・カーディナルスを制した試合に欠場していた。NFLでも最高のレシーバーの一人であるアダムスの復帰は、ラブにとって大きな力添えになるはずだ。QBアーロン・ロジャースが新型コロナウイルス感染症の陽性になったのを受け、ラブが代役として先発を務めることになっている。ロジャースはワクチンを接種していないため、日曜日の試合から除外された。

1試合を欠場しながらも、今季のNFLで4位に入る744レシービングヤードをマークしているアダムス。キャッチ52回は今季のパッカーズのどのレシーバーをも大きく上回り、攻撃陣におけるその重要性を印象付けている。キャッチ数でアダムスに次ぐのが、17回を記録するWRランドール・コブだ。

『ESPN』のロブ・デモフスキーによれば、ワクチン未接種の選手であるロジャースが陽性になったのを受けてNFLがパッカーズのCOVID-19プロトコルを調査している件について、ラフルアーHCはメディアルームのドアに向かいながら「フットボール関連のスペースに限れば、私には100％の自信がある」と語ったという。

ロジャースはシーズンを通し、パッカーズの施設の屋内で実施された記者会見でマスクを着用していない姿が見られてきた。ラフルアーHCは報道陣に対し、メディア対応の際のルールには注目していないと話している。

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