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アトランタ・ブレーブスの優勝をモチベーションにするとファルコンズQBライアン

2021年11月05日(金) 11:36

アトランタ・ファルコンズのマット・ライアン【AP Photo/John Bazemore】

88勝を挙げたメジャーリーグベースボール(MLB)のアトランタ・ブレーブスはポストシーズンに入ってからも勢いを維持し、ワールドシリーズのトロフィーを掲げることができた。アトランタ・ファルコンズのクオーターバック(QB)マット・ライアンは、チームがシーズン序盤の苦境から抜け出そうとしている中で、同じ街の仲間たちから学ぶべきことがあると考えている。

ライアンは「ブレーブスに限って言えば、彼らはシーズンの4分の3までは勝率.500を超えることができず、終盤になって最高の野球ができるようになったチームだ」とファルコンズの公式サイトで述べた。「彼らはチームとしてまとまり始め、お互いを頼りにして支え合った」

今シーズンのブレーブスはスタートで出遅れたものの、後半に入ってから調子を上げた。88勝は他のディビジョンではトップどころか、ナショナルリーグのワイルドカード2チームよりも少ない勝利数だったため、球界最悪のディビジョンでプレーしたこともブレーブスにとって後押しとなった。ブレーブスはポストシーズンを勝ち抜き、現地2日(火)の第6戦でヒューストン・アストロズを破って1995年以来のワールドシリーズタイトルを獲得した。

一方のファルコンズは残り10試合の時点で3勝4敗となっており、2017年以来、勝率.500を超えたことがない。厳しいNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区でカンファレンスの第7シードを獲得する可能性を少しでも高めるためには、早急に状況を好転させる必要がある。

スケジュールの長さをはじめ、さまざまな要素を考えるとMLBとNFLを単純に比較することはできない。だが、ライアンはブレーブスがシーズンを戦い抜く上で持っていたメンタリティからファルコンズも学べることがあると考えている。

ライアンは「ちょっとしたことで考え方や習慣、態度を変えることができるんだ」と話す。「他のチームから学ぶ必要があると思っているし、他のチームがどのように団結したかを知るのは大事だ。ブレーブスはそれを見事にやった。これをモチベーションやインスピレーションにして、自分たちの力を発揮し、今年の後半には上位に食い込むことができるようにしたいと思っている」

ファルコンズは次の3週間でニューオリンズ・セインツ、ダラス・カウボーイズ、ニューイングランド・ペイトリオッツとの試合を控えており、自分たちの存在をアピールするチャンスがある。今年の後半戦にまで残りたいのであれば、ファルコンズは今すぐ切り替えなければならない。

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