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ファルコンズ戦のセインツ先発QBはシーミアン、テイサム・ヒルも出場へ、新人ブックをアクティブ登録

2021年11月06日(土) 06:28


トレバー・シーミアン【AP Photo/Derick Hingle】

トレバー・シーミアンは少なくともあと1週間、ラインアップにとどまるべく、ニューオーリンズ・セインツを納得させられたようだ。

負傷したクオーターバック(QB)ジェイミス・ウィンストンに代わり、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区のライバルであるタンパベイ・バッカニアーズ攻略に貢献したバックアップクオーターバックのシーミアンが、現地7日(日)にアトランタで行われる別地区のライバルチームとの対戦に先発することになった。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたもので、セインツのショーン・ペイトンHC(ヘッドコーチ)も5日、シーミアンの先発を認めるとともに、QBテイサム・ヒルの出場と新人QBイアン・ブックのアクティブ登録も公表した。

シーミアンはシーズン第8週のバッカニアーズ戦に出場するまで、2019年以降は試合でプレーしておらず、2017年以降は1シーズンで6回以上のパスを投げたこともなかった。それにもかかわらず、シーミアンは出陣を命ぜられるやいなや、29回のパスを投げて16回成功、159パスヤードと1タッチダウンを記録して36対27でのセインツ勝利に貢献している。

シーミアンはバッカニアーズ戦で訪れた2回目のポゼッションでスコアリングドライブに導き、ショートフィールドを生かしてさらにもう一度、チームのスコアリングドライブを演出した。2回目のポゼッションではフルバックのアレックス・アーマーにタッチダウンパスを送って2年ぶりに得点している。

その次のドライブではワイドレシーバー(WR)ケビン・ホワイトがシーミアンにボールをつなぎ、3年ぶりのレシーブも記録した。

シーミアンにとっては、5勝2敗でNFC南地区をリードするセインツにとって自らが先発を務める価値のあることを証明するチャンスになるだろう。

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