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死亡事故を引き起こした元レイダースWRラッグス三世、余罪で追起訴へ

2021年11月07日(日) 16:06

ヘンリー・ラッグス三世【Paul Jasienski via AP】

『Las Vegas Review-Journal(ラスベガス・レビュー・ジャーナル)』が入手した書類によると、現地2日(火)にラスベガスで若い女性を死亡させる交通事故を引き起こしたラスベガス・レイダースの元ワイドレシーバー(WR)ヘンリー・ラッグス三世が、さらに2つの重罪と1つの軽罪に問われているという。

22歳のラッグス三世はすでに酒気帯び運転により人身事故を起こした罪と危険運転による2つの重罪に問われている。クラーク郡の検察当局はラッグス三世の恋人であるキアラ・ジェナイ・キルゴ・ワシントンが負傷したことを理由に、飲酒および薬物の影響下での運転(DUI)と危険運転による罪で追起訴する予定であるとラスベガス・レビュー・ジャーナルが報じている。新たに指摘された軽犯罪はラッグス三世が飲酒運転中に銃を所持していたことによるものだ――警察は彼のシボレーコルベットから弾丸の入った銃を発見している。

当局は22歳のキルゴ・ワシントンが事故発生時にラッグス三世の車に同乗しており、腕に重傷を負って火曜日に手術を受けたと発表。ラスベガスの治安判事であるジョー・M・ボナベンチャーは法廷で、ラッグス三世とキルゴ・ワシントンの間に3歳の娘がいることに言及している。

ラッグス三世はネバダ州の法定基準の2倍にあたる血中アルコール濃度で時速156マイル(時速約251km)を出して走行していたという。この事故では、ラッグス三世の運転していたスポーツカーが23歳のティナ・O・ティンターさんの乗っていた車両後部に衝突して炎上し、ティンターさんとその愛犬が死亡した。水曜日に検察官が発表している。

裁判所の記録によると、ラッグス三世は逮捕されてクラーク郡拘置所に収容された後、15万ドル(約1,700万円)の保釈金を支払ったとのこと。また、ラスベガス・レビュー・ジャーナルによれば、金曜午後の時点では正式に起訴されていないという。ラッグス三世は11月10日(水)に再び出廷する予定だ。

【RA】