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【2016年第7週】ベンガルズが連敗ストップ、ブラウンズは勝ち星なしの7連敗

2016年10月24日(月) 08:40

シンシナティ・ベンガルズQBアンディ・ダルトン【AP Photo/Gary Landers】

現地23日(日)、シンシナティ・ベンガルズがホームのポール・ブラウン・スタジアムでクリーブランド・ブラウンズと対戦した。クオーターバック(QB)アンディ・ダルトンとワイドレシーバー(WR)A.J.グリーンのホットラインが開通し、ヘイルメリーパスやワンハンドキャッチも飛び出したベンガルズが31対17で勝利、連敗をストップした。

前半、ベンガルズは最初の攻撃シリーズでランニングバック(RB)ジェレミー・ヒルが40ヤードを走ってゴール前まで迫ると、RBジョバニ・バーナードが持ち込んでタッチダウン、7プレイで先制する。ブラウンズはキッカー(K)コーディ・パーキーのフィールドゴール、その後のドライブでもRBアイザイア・クラウウェルがタッチダウンランで逆転に成功。しかし、このドライブでQBコーディ・ケスラーが負傷、この日序盤からピンポイントで起用されていた新人QBのケビン・ホーガンが、その後、全てのスナップを受けることとなった。ベンガルズはQBダルトンからWRブランドン・ラフェルへの44ヤードタッチダウンパスで再逆転を果たすと、前半終了7秒前、QBダルトンのヘイルメリーパスをWRのA.J.グリーンがエンドゾーン内でディフェンスに囲まれながらも見事にキャッチ、21対10と突き放して前半を終了した。

後半、ブラウンズはQBホーガンがスクランブルから28ヤードを走り、エンドゾーンに飛び込むタッチダウンで追い上げるも、その直後にベンガルズのRBジェレミー・ヒルの74ヤード独走タッチダウンで引き離されてしまう。ベンガルズはさらにWRグリーンの48ヤードワンハンドレシーブなどで攻め込み、最後はフィールドゴールでだめ押しの追加点を得て試合が終了した。

ベンガルズQBアンディ・ダルトンはパス28回中19回成功、308ヤード、2タッチダウン、0インターセプト。WRのA.J.グリーンは8回レシーブ、169ヤード、1タッチダウンレシーブと勝利に貢献した。一方、キッカー(K)マイク・ヌジェントはフィールドゴール3回中1回の成功にとどまり、課題を残している。

ブラウンズQBコーディ・ケスラーはパス11回中9回成功、82ヤード、タッチダウンとインターセプトはゼロだった。ここまで試合を作ってきただけにケガが心配される。代わって出場したQBケビン・ホーガンは104ヤードを走って機動力をアピールしたが、パスは24回中12回成功、100ヤード、2インターセプトだった。

これでブラウンズは今シーズン6人目のQBが出場したことになる。負傷により出場が不安視されていたWRテレル・プライアーは2回レシーブ、18ヤードだった。ブラウンズは1999年以来の7連敗、いまだ勝ち星なしだ。

次週、ベンガルズはイギリスのウェンブリー・スタジアムでホームチームとしてワシントン・レッドスキンズと対戦、ブラウンズは本拠地にニューヨーク・ジェッツを迎える。