QBとLBのジョシュ・アレン対決はジャガーズに軍配
2021年11月08日(月) 14:05ジョシュ・アレンとジョシュ・アレンが歴史に新たな1ページを加えた。しかし、それを祝福しているのは片方のジョシュ・アレンだけだ。
対戦する各チームのリストに同じ名前が載っているという珍しい一戦で、ジャクソンビルズ・ジャガーズのラインバッカー(LB)であるジョシュ・アレンがバッファロー・ビルズのクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンをサックし、インターセプトし、ファンブルリカバーした。9対6でジャガーズが勝利したこの試合で、これらの3つのプレーはすべて同姓同名の選手によって行われたというわけだ。
3つの偉業がすべてそろったのは、第4クオーターになってからだった。ジャガーズのアレンはチームメイトのディフェンシブエンド(DE)ドウェイン・スムートがビルズのアレンにストリップサックを浴びせた後、ボールをすくい上げている。
年少のLBアレンはこの試合でチームハイのタックル8回(内フォーロス2回)、パスディフェンス1回、そしてターンオーバー2回を記録した。
第2クオーターの終盤に、3年目のパスラッシャーはビルズのオフェンシブタックル(DT)ディオン・ドーキンズを打ち負かし、後ろからQBアレンにサックを決めた。ジャガーズのアレンは前半で相手QBを危機に陥れ、ランを2回止めている。
続いてジャガーズのアレンは第3クオーターでインターセプトに成功。第3ダウン残り12ヤードからのプレーで、ラインバッカー(LB)マイルズ・ジャックが足にとりついた状態で出したQBアレンのパスは失敗し、LBアレンによって容易にキャッチされた。これがLBアレンのキャリア初インターセプトだった。
『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、同姓同名の先発QBと守備選手が対決するのはNFL史上4度目のことだ。偶然にも、2人はそれぞれが経験したドラフトの全体7位で指名されている。ビルズは2019年にワイオミング大学出身のQBを選択。ジャガーズはケンタッキー大学出身のスターエッジラッシャーを2019年ドラフトで指名した。
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