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【2016年第7週】レイダースが敵地で快勝、今季5勝目

2016年10月24日(月) 06:45

タッチダウンを決めたオークランド・レイダースWRマイケル・クラブツリー【AP Photo/Phelan Ebenhack】

現地23日(日)、ジャクソンビル・ジャガーズが本拠地でオークランド・レイダースと対戦。ここ最近2連勝しているジャガーズだったが、この試合では攻守共にレイダースに苦しめられ、33対16で黒星を喫している。レイダースは今季5勝目を飾った。

レイダースは立ち上がりからクオーターバック(QB)デレック・カーからワイドレシーバー(WR)マイケル・クラブツリーへの11ヤードパスなどで敵陣に攻め込み、フィールドゴールを成功させて先制。一方、ジャガーズは攻撃陣がリズムに乗ることができず、第1クオーター終了前にはWRラシャド・グリーンがパントの処理に失敗し、レイダースに自陣17ヤードでボールをリカバーされてしまう。レイダースはこのチャンスにしっかりフィールドゴールを決め、リードを広げた。

第2クオーター序盤にはランニングバック(RB)クリス・アイボリーの42ヤードランで敵陣8ヤードまで前進し、フィールドゴールで点差を縮めたジャガーズ。しかし、直後のドライブではレイダースのランニングバック(RB)ラタビアス・マレーの2ヤードランでタッチダウンを決められて引き離される。ジャガーズはQBブレイク・ボートルスがWRマーキス・リーへの38ヤードパスを通すなど、オフェンスがリズムをつかみかける場面も見られたが、レイダース守備陣の徹底的なパスディフェンスを攻め崩せない。その後もジャガーズはレイダースの多彩なオフェンスに圧倒され、前半終了前にはカーからクラブツリーへの2ヤードパスでさらなるタッチダウンを奪われ、17対6とリードを許したまま前半を折り返した。

後半に入っても試合の主導権を握ったのはレイダース。ジャガーズもボートルスのパスで敵陣まで前進し、フィールドゴールを決めて反撃するも、その後、レイダースにフィールドゴールを許してしまい、点差を縮められない。

第4クオーター終盤にようやくボートルスからタイトエンド(TE)ジュリアス・トーマスへの9ヤードパスでタッチダウンを決めたジャガーズだったが、これ以上の使い加点はならず。試合終了前にはマレーにこの試合2度目のタッチダウンランを決められて試合は終了した。

レイダースQBカーはパス35回中23回成功、200ヤード、1タッチダウンと勝利に貢献。RBマレーはキャリー18回、59ヤード、2タッチダウンをマークしている。

ジャガーズQBボートルスはパス43回中23回成功、246ヤード、1タッチダウン、2インターセプトと課題の残る試合だった。