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COVID-19プロトコル違反でパッカーズに3,400万円、QBロジャースとWRラザードに160万円の罰金

2021年11月10日(水) 11:13

グリーンベイ・パッカーズ【NFL】

NFLがグリーンベイ・パッカーズのCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)プロトコルについての調査を完了し、リーグおよびNFL選手会(NFLPA)が定めるプトロコルの違反に対し、チームに30万ドル(約3,400万円)、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースとワイドレシーバー(WR)アレン・ラザードにそれぞれ1万4,650ドル(約160万円)の罰金を科した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが現地9日(火)の夜に伝えている。

第一報を伝えたのは『ESPN』だった。

ロジャースとラザードの罰金は、チームが承認したハロウィンパーティに出席した結果だとガラフォロは報じている。2人ともワクチンを接種していないため、チーム施設外での集まりに出席することは禁じられている。NFLとNFLPAによるプロトコルのガイドラインでは、3名以上の選手がチーム施設外で集まることに1万4,650万ドルの罰金を科すとされている。

パッカーズへの罰金は、チームが両選手に罰金を科すべきだったとNFLの調査で判断されたことによるとガラフォロが伝えている。

この調査ではロジャースとラザードがチーム施設内でマスクを着用していなかった例が複数確認されたという。これもプロトコル違反にあたるものの、リーグはそれ以外の部分でチームはプロトコルを順守しており、マスク着用義務の違反が広く広がっている、もしくは、体制的になっていたわけではないと裁定したとガラフォロはつけ加えた。

ロジャースが新型コロナウイルス感染症の検査で陽性になったことを受け、NFLは先週水曜日にパッカーズ内でのCOVID-19プロトコルの実施について調査を行っていると明かしていた。

ラザードは10月26日にリザーブ/COVID-19リスト入り。これは検査で陽性だったデイバント・アダムスと濃厚接触があったからだった。ラザードはその後アクティブに戻ったものの、ロジャースは今もリザーブ/COVID-19リストにとどまっており、10日間の隔離期間がまだ残っている。

ロジャースはパッカーズが敗戦したシーズン第9週のカンザスシティ・チーフス戦を欠場しており、シアトル・シーホークスと戦うシーズン第10週のステータスについては分かっていない。

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