次のチームを決めるのにしばらく時間をかける意向のWRオデル・ベッカム
2021年11月11日(木) 15:23“オデルウオッチ”が間もなく終わることを期待している人々は、もう少し待たなくてはならない。
ブラウンズからリリースされたのに続き、ウェイバーをクリアしてフリーエージェント(FA)になってから1日、ワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムは次のチームを決めるまでにしばらく時間をかける意向だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとキム・ジョーンズが現地10日(水)に伝えている。ジョーンズはさらに、注目を集めるこの決断は“数日先”になるだろうとつけ加えた。
ラポポートは『NFL Now(NFLナウ)』で、この決断に“しばらくかかる可能性がある”と再び指摘しつつ、カンザスシティ・チーフス、グリーンベイ・パッカーズ、シアトル・シーホークス、ニューイングランド・ペイトリオッツ、ニューオーリンズ・セインツを含む各チームが“オデル・ベッカムにオファーをしたか、強い関心を持っている”と伝えている。
その報道から抜けていたのがタンパベイ・バッカニアーズの名だ。それも、先に報じられていたブルース・エリアンスHC(ヘッドコーチ)のコメントを踏まえれば驚きではない。アントニオ・ブラウン(AB)を引き合いに出し、エリアンスHCは「われわれにはもうABがいる。OBJは必要としていない。文字が多すぎる」と話していた。
次のNFLでのホームを選ぶ自由は、ベッカムがキャリアで初めて手にしたものだ。だからこそ、時間をかけるのも当然かもしれない。29歳のワイドアウトは進化を続けており、その獲得を狙うチームは他のスポーツ界と同様、警戒と忍耐をもってその試みに臨むだろう。
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