負傷したブリセットに代わってドルフィンズの勝利に貢献したQBタゴヴァイロア
2021年11月12日(金) 15:26現地11日(木)、ボルティモア・レイブンズとの試合前に先発クオーターバック(QB)の役割をQBジャコビー・ブリセットに任せ、自身はバックアップを務めることになったQBトゥア・タゴヴァイロアだが、最終的には負傷したブリセットの代わりにフィールドに立ってマイアミ・ドルフィンズを22対10での勝利に導いている。
タゴヴァイロアは試合終盤に1ヤードのQBスニークを成功させ、勝利を決定づけた。
『FOX(フォックス)』による試合後のインタビューで、タゴヴァイロアは「きつかったと思う。後半になって試合に出たからね。ウオームアップをして、心構えをしなきゃならなかった。だけど、それがNFLだからな」と話している。
また、ヘッドコーチ(HC)のブライアン・フローレスは相手ディフェンダーのサックを受けて膝を負傷したブリセットについて「おそらく戻っても大丈夫だっただろうが、われわれはトゥアに任せることに決めた」と試合後に明かした。
さらに、タゴヴァイロアを先発に指名しなかった決断については「指が問題だった。彼は近いところにいて、先週よりはずっと近づいていた。ジャコビーに問題があれば彼を投入できると分かっていた。われわれが選んだのはそのルートだ」と説明している。
ブリセットのこの日の最終的な成績はパス23回中11回成功、156ヤード、QBレーティング70.2、タッチダウン0回、インターセプト0回となっている。一方のタゴヴァイロアは13回中8回の成功で158ヤードを投げており、QBレーティング104、タッチダウン0回、インターセプト0回を記録した。
タゴヴァイロアにとっては特に目を引く数字ではないが、フローレスHCはリリーフとしてのタゴヴァイロアの登場に満足しているようだ。
「確かに優れたプレーが何度かあった。彼はたくさんの良いことをしたと思うし、おそらくやり直したいスローも何度かあっただろうが、全体としてわれわれの勝利に貢献してくれた」とフローレスHCは述べている。
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