パンサーズQBニュートンが鮮烈な復活、カーディナルス戦最初のスナップでTD
2021年11月15日(月) 08:46クオーターバック(QB)キャム・ニュートンは1プレーをもってその一言をフットボール界に轟かせた。「俺は戻ってきたぞ!」と。
元MVPのニュートンは2021年シーズンの最初のスナップで2ヤードのタッチダウンランを決めた後、繰り返しそう叫んだ。
ニュートンはアリゾナ・カーディナルス側の深いところから相手のファンブルによって始まったカロライナ・パンサーズの最初のポゼッションの間にフィールドに出た。第2ダウン残り2ヤードのプレーで、ニュートンはカーディナルスのラインバッカー(LB)ゼイベン・コリンズを押しのけつつアウトサイドに走り、LBアイザイア・シモンズを交わしてタッチダウンを決めている。
ニュートンのおかげもあり、パンサーズはしばらく後に再びエンドゾーンにたどり着いた。ランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーの2度のランによってまたもカーディナルス側2ヤードラインに攻撃陣を進めたパンサーズは、ゴール目前の第1ダウンで再びニュートンを投入。右側に走ったニュートンがワイドレシーバー(WR)ロビー・アンダーソンにパスを決めて、14対0というリードを築いている。
ニュートンはQBサム・ダーノルドが肩の負傷によって故障者リザーブ(IR)になったのを受け、木曜日に古巣であるパンサーズに戻ってきた。週の半ばでの契約によって、ニュートンはシーズン第10週に向けて何とか準備を整えている。パンサーズの先発QBの役割を担ったのはP.J.ウォーカーだ。
ニュートンの栄光の復活は、10年前にNFLデビューを果たしたのと同じフィールドで実現している。全体1位指名選手だったニュートンは当時、422パスヤード、タッチダウン3回という数字をもって、NFLに新星が現れたことを知らしめていた。
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