カーディナルスQBマレーの出場可否は再び試合直前に判断へ
2021年11月20日(土) 03:46アリゾナ・カーディナルスのクオーターバック(QB)カイラー・マレーが次戦に出場するかどうか、再び試合直前の判断になるようだ。
カーディナルスの指揮官を務めるクリフ・キングスベリーHC(ヘッドコーチ)は現地19日(金)、カーディナルスはMVP候補のマレーとともに勝負に臨むつもりだとしながらも、日曜日に控えるシアトル・シーホークス戦に出場するにはマレーが再度痛めた足首の負傷から自らを守れるようにする必要があると指摘している。
スタークオーターバックのマレーはシーズン第8週に負ったケガが原因で過去2試合を欠場。代わりの司令塔となったコルト・マッコイがオフェンスを率いているが、先週のカロライナ・パンサーズ戦に敗れ、チームは1勝1敗の戦績だ。
マレーは今回の2試合欠場までキャリアの開始から一度も先発を外れたことがなかった。また、負傷するまで今季のMVP候補筆頭に挙げられていたマレーはパス成功率72.7%、1回のアテンプトあたりの獲得ヤードが8.9と、いずれもNFLランキングトップに立っている。
3年目のマレーはシーホークス戦への出場を楽観していたが、キングスベリーHCはもう少し慎重に考えているようで、特に、シーズン第12週がバイウイークにあたるため、ポストシーズンに向けてマレーが全力を尽くせるように休息時間を確保することができる。
マレーが出場してもしなくても、カーディナルスはスターレシーバーのディアンドレ・ホプキンス不在で次戦に挑まなければならない。ホプキンスはハムストリングを痛めており、今回が3試合目の欠場だ。バイウイーク後のシーズン第13週には復帰できるのではないかと期待されている。
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