パッカーズGジェンキンスがACL断裂で今季終了、QBロジャースは次戦出場の見込み
2021年11月23日(火) 07:07シーズン第11週に対戦したミネソタ・バイキングスに敗れたグリーンベイ・パッカーズを率いるマット・ラフルアーHC(ヘッドコーチ)は現地22日(月)、ガード(G)エルグトン・ジェンキンスがACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したと明かした。
今回の負傷により、ジェンキンスの今季は8試合の出場で幕を閉じる。
ラフルアーHCは「残念だ。エルグトンはこのチームの大きな部分を担っていたし、今でも大きな存在だが、ともに試合に臨むことができなくなったということだ」と述べている。
ジェンキンスは信頼性の高いブロッカーであり、必要とされる場所で活躍できる能力を証明してきた。優れたガードでありながら、2020年12月下旬にACL断裂で離脱したデービッド・バクティアリに代わり、2021年はその穴を埋めるべくレフトタックルに転向して活躍していた。
ラフルアーHCによると、パッカーズは12月のいずれかの時点でバクティアリを復帰させるだろうとしながらも、シーズン第12週がその時になることはないという。今のところ、パッカーズはバクティアリという優秀なタックルに加えて、その代役を務めてきたジェンキンスの両方を欠いた状態で試合に挑まなければならない。
それでも、次のロサンゼルス・ラムズ戦でエースクオーターバック(QB)が欠けることはないようだ。ラフルアーHCはQBアーロン・ロジャースが今週の練習にすべて参加したとしても限定的なメニューになるとしながらも、痛めているつま先のケガによって次戦を欠場するようなことはないだろうと強調した。
今季のパッカーズはロジャースをはじめ、ワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスやランニングバック(RB)アーロン・ジョーンズなど、複数の主力選手の欠場に見舞われてきたが、残念なことに、ジェンキンスもその1人となる。
ロジャースやアダムスの不在は一時的なものにすぎなかったが、パッカーズはバクティアリが2021年シーズンのデビューを果たすまで、ジェンキンスに代わる解決策を見いださなければならない。
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