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トラブルを引き起こしたレイダースとカウボーイズの各選手、出場停止処分は回避も罰金の可能性

2021年11月27日(土) 09:01

【NFL】

いくつかの騒動はあったものの、ラスベガス・レイダースとダラス・カウボーイズの選手たちが出場停止処分を受けることはない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによれば、試合後にフィールド中央付近でレイダースのガード(G)ジョン・シンプソンを殴ったカウボーイズのディフェンシブタックル(DT)トリステン・ヒルはNFLから出場権を奪われることはないという。また、試合後半の開始早々に小競り合いを起こしたレイダースのセーフティ(S)ロデリック・ティーマーとカウボーイズのコーナーバック(CB)ケルビン・ジョセフも出場停止にはならないとNFLネットワークのトム・ペリセロが報じた。

この小競り合いは第3クオーター序盤にレイダースのパンター(P)A.J.コールがパントした際に始まったもの。ジョセフはプレー終了のホイッスルが鳴った後もサイドラインでティーマーを積極的にブロックしようとし、それに触発されたティーマーがジョセフのジャージーを掴んでレイダースのベンチへ入っていった。すると、レイダースとカウボーイズのメンバーがティーマーとジョセフを中心に、ベンチ沿いの壁に向かって押し合いをするという騒動が起きたのだ。

結果として反則を取られたジョセフとティーマーは出場資格を剥奪されてそれぞれロッカールームに戻されている。オフィシャルのトム・ヒルはこの乱闘であごを切り、包帯を巻くことになった。

レイダースのキッカー(K)ダニエル・カールソンが延長戦でフィールドゴールを決め、レイダースが36対33でカウボーイズに勝利した後にトリステン・ヒルはシンプソンを殴っている。ペリセロとラポポートによると、どちらの小競り合いについても罰金の対象となる可能性があるかどうか審査されるという。

【RA】