ブラウンズRBハントとOTコンクリンがIRから復帰、レイブンズ戦に出場の見込み
2021年11月27日(土) 10:34クリーブランド・ブラウンズは最も必要としていたタイミングで2つの重要な補強を手に入れようとしている。
現地26日(金)、ブラウンズのヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーは報道陣に対し、ランニングバック(RB)カリーム・ハント(ふくらはぎ)とオフェンシブタックル(OT)ジャック・コンクリン(肘)の両選手が故障者リザーブ(IR)から復帰して日曜夜に行われるAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区首位のレイブンズとの試合に出場することを期待していると述べた。
ハントはシーズン第6週にホームでアリゾナ・カーディナルスに惨敗して以来、出場していない。この試合でハントはふくらはぎを痛めており、深刻になる可能性もあった。その結果、IRに指定されたものの、最悪の事態は回避できている。その後は回復の道を模索し、ブラウンズが期待するオフェンスの活性化に貢献するべく、わずか6週間で復帰しようとしている。
ハント不在のブラウンズは過去5試合中3試合に勝利しているが、攻撃面では一貫性に欠けていた。さらに、過去2試合でRBニック・チャッブを欠いた状態でのプレーを余儀なくされたこともあった。ハントの復帰により、ランニングとパスの両方でヤードを稼げるようになるだろう。
一方のコンクリンはシーズン第8週にピッツバーグ・スティーラーズに敗れて以来、出場していない。ブラウンズはバックアップのブレイク・ハンスを代わりに起用し、十分に(主にランゲームで)プレーさせているが、これまでにハンスからは高いレベルでの貢献を受けていない。
クオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドはシーズン第12週にハントとコンクリンが復帰する可能性について「みんなで再結集だ」と話し、「もちろん楽しみさ。(中略)すごいことになる。この2人はオフェンスにとって、とても重要なピースだ。カリームはもちろん素晴らしいプレーメーカーだし、ジャックは彼のプレーがそれ自体を物語っている」と続けた。
ブラウンズは今後、7勝3敗のレイブンズと3週間のうちに2試合する予定だ。レイブンズはブラウンズを1.5ゲーム差でリードしており、AFC北地区での緊迫した戦いとなるだろう。ブラウンズが今季残り7週間でレイブンズに追いつくためには、これまで以上の結果を出すことが求められる。
【RA】