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最終年の可能性が高いGMジェトルマンのジャイアンツでは更なる変更の見込み

2021年11月29日(月) 11:14

ニューヨーク・ジャイアンツ【NFL】

ニューヨーク・ジャイアンツは今週はじめに攻撃コーディネーター(OC)のジェイソン・ギャレットを解任するという大胆な動きに出た。次は何が起きるのかと考えずにはいられないが、将来を見据えての変更はおそらくこれだけではないだろう。

2018年から人事権を握るジェネラルマネジャー(GM)のデーブ・ジェトルマンが2022年に留まる可能性は低いと、事情を知る関係者やリーグに詳しい関係者が話している。ジャイアンツは次のドラフトで1巡目の指名権を2つ持ち、重要なオフシーズンを控えているため、ヘッドコーチ(HC)のジョー・ジャッジとともに最終決定を下すのが別の人物だとしても驚くべきことではないだろう。

来シーズンには71歳を迎えるジェトルマンもチームを去り、引退するかもしれない。

サンデーゲームでフィラデルフィア・イーグルスとの試合を終えたばかりのジャイアンツにとって2021年シーズンはまだ先が長く、プレーオフ進出にはかなりの勢いが必要となる。苦しい戦いにはなるが、前例がないわけでもない。しかしながら、すでに大きな変更が行われたことを考えれば、さらなる変更が起こる可能性に目を向けるのは当然のことと言えよう。

フットボール運営部門副社長兼アシスタントGMのケビン・エイブラムスを筆頭に、組織の中にはジェトルマンの後任として有力な候補がいると思われる。組織外では、ジャッジの考え方により近いニューイングランドのスカウティングシステムのバックグラウンドを持つ何人かの候補者を、他の候補者と合わせて検討することになるだろう。

オフェンスラインの修正、ラインバッカーの強化、クオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズが安定した先発になることなど、ジャイアンツが重点的に取り組まなければならない分野はたくさんある。これだけ多くのことがかかっているとなれば、ここ最近では最も重要な採用になるに違いない。

一方で、日曜日にギャレットの後任としてプレーをコールしたフレッド・キッチンズは時間とともによりアグレッシブになることができるだろう。

【R】