49ersのWRサミュエルとLBワーナーがシーズン第13週のシーホークス戦欠場へ
2021年11月30日(火) 12:37サンフランシスコ・49ersが誇る2人の選手が現地28日(日)にミネソタ・バイキングスに勝利した試合で負傷した。
49ersのヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンは現地29日(月)に、ワイドレシーバー(WR)ディーボ・サミュエル(鼠径部)とラインバッカー(LB)フレッド・ワーナー(ハムストリング)がそれぞれシーズン第13週にホームで実施されるシアトル・シーホークス戦を欠場する見込みであり、サミュエルに関してはさらにもう1試合を逃すことになりそうだと話している。
ワーナーは日曜日の試合を欠場し、サミュエルについては1週間から2週間の離脱が見込まれるとシャナハンHCは語った。
シャナハンHCによれば、レシーバー兼ラッシャーとして49ers攻撃陣にダイナミックな力を与えているサミュエルはバイキングス戦で鼠径部を痛めたとのことで、後半で試合を離脱している。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは月曜日にサミュエルがMRI検査を受ける予定であり、しばらく離脱する模様だと伝えていたものの、深刻なケガとは診断されなかったようだ。
NFLでも最も優秀なオフ・ザ・ボールラインバッカーの一人であるワーナーは、日曜日にハムストリングを負傷してサミュエルと同様に途中退場を強いられた。
2018年ドラフトの3巡目で49ersが指名して以来、卓越した一貫性を示してきたワーナーは、キャリアで初めての欠場を経験しようとしている。49ersに加わってからの59試合で先発してきたワーナーは、昨年にオールプロに選ばれていた。今季これまでにタックル92回をマークしてチームのトップに立っており、ファンブルリカバリー2回、パスディフェンス3回も記録している。
今季にスター級の活躍をしているサミュエルは、NFCオフェンス部門週間最優秀選手賞に2度選ばれた。2019年ドラフト2巡目で指名されたサミュエルは、キャッチ56回、1,006レシービングヤード、タッチダウンキャッチ5回でチームをリードするのみならず、タッチダウンラン5回もチームで最多となっている。
それだけに、シャナハンHCとその仲間たちにとって日曜日のゲームプランはより難しいものとなっている。とは言え、いずれの選手も長期の離脱が示唆されていない点については一安心だ。
【A】