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現時点ではつま先の手術を受けない予定のパッカーズQBロジャース

2021年11月30日(火) 13:37

グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Jim Mone】

グリーンベイ・パッカーズのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースはつま先の痛みに対処しているところだが、シーズン半ばにして離脱することはなさそうだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロによれば、ロジャースは現時点でつま先の手術を受けるつもりはないという。バイウイークを目前に控えているパッカーズは、その期間を治療に当てられることを期待しているとラポポートとペリセロは付け加えている。

ロジャースは現地28日(日)に行われたロサンゼルス・ラムズ戦までの1週間で練習に参加していなかったが、試合にフル出場してパス45回中28回成功、307ヤード、タッチダウン2回をマーク。パッカーズはシーズン第11週に開催されたミネソタ・バイキングス戦での惜敗から立ち直り、36対28でラムズを破って今季の戦績を9勝3敗としている。

パッカーズはバイウイークを終えるとシカゴ・ベアーズを迎え撃つ予定で、その後3週間でボルティモア・レイブンズ、クリーブランド・ブラウンズ、バイキングスとの対戦を控えており、今後数週間は休んでいる暇がなくなってしまう。レギュラーシーズン最終週となる第18週ではデトロイト・ライオンズと対戦予定だが、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の順位次第ではロジャースがサイドラインから見守ることになるかもしれない。

ロジャースが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により除外となり、ジョーダン・ラブが代わりに出場してカンザスシティ・チーフスに敗れた試合で、パッカーズはロジャース不在という状況をすでに経験している。パッカーズとしては最後の5週間で再びそのような状況に追い込まれるのは避けたいだろう。もちろんケガの状態にもよるが、理想的なタイミングでバイウイークを迎えることができたため、パッカーズはこの先もバックアップに頼る必要はなさそうだ。

【RA】