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バイキングスHCジマーのホールディングに対する文句を一蹴する49ersのTEキトル

2021年11月30日(火) 14:01

サンフランシスコ・49ersのジョージ・キトル【NFL】

現地28日(日)に34対26でサンフランシスコ・49ersに敗れたミネソタ・バイキングスのヘッドコーチ(HC)マイク・ジマーは、相手に対するホールディングのペナルティが十分でなかったことを問題視し、オフィシャルの判断に一貫性がないと考えている。

この日、6回のキャリーで66ランヤードと2回のスコアをマークして試合に大きく貢献した49ersのワイドレシーバー(WR)ディーボ・サミュエルについて聞かれたジマーHCは、返答の中でオフィシャルへの文句を交えた。

「あれは、われわれがアライメントに失敗したと思っている。他のプレーについては…相手がホールディングばかりしていた。腰をつかんだり、背中をつかんだり。オフィシャルはすべてのプレーでコールしたくないようだが、そうしない限り、彼らはホールディングを止めないだろう」

49ersはこの試合で5回フラッグを投げられ、57ヤード分のペナルティを受けている。5回のうち2回はホールディングで、両方ともカード(G)のレイケン・トムリンソンに対するものだった。49ersは39回のキャリーで208ランヤードとタッチダウン3回を記録している。

49ersにとって3連勝となったこの試合の後、ジマーHCのコメントについて聞かれたスタータイトエンド(TE)のジョージ・キトルは、『Fan Girl Sports(ファン・ガール・スポーツ)』のトレイシー・サンドラーに次のように答えている。

「誰かがスピンして手を振り回すから、自分が手を内側にして走ったといって、それはホールディングにはならない。わざとやっていることだ。そんなのはパスプレーでは良くある。俺だってパスルートの途中でホールディングされたような気がする。抱きつかれてタックルされたんだ。3つくらいはコールされなかったよ。これがフットボールってもんさ。オフィシャルはフラッグを投げる時もあれば、投げない時もある。それもゲームの一部だ」

「サイドラインでホールディングに対して文句ばっかり言っている暇があるなら、自分の選手にもっと良いプレーをするように言うべきだな」と最後にキトルは辛らつな一言を放っている。

【R】