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【2016年第1週】スロースタートながらタイタンズに打ち勝ったバイキングス

2016年09月12日(月) 10:49

フィールドゴールを狙うブレア・ウォルシュ【AP Photo/James Kenney】

現地11日(日)、テネシー・タイタンズは本拠地ニッサン・スタジアムにミネソタ・バイキングスを迎えて今季初戦に挑んだが、25対16でバイキングスに敗れた。バイキングスはミドルラインバッカー(MLB)エリック・ケンドリックスが第3クオーターにインターセプトから77ヤードのリターンタッチダウンを決めれば、ディフェンシブエンド(DE)のダニエル・ハンターもファンブルのリカバーで24ヤードのタッチダウンを成功させている。

バイキングスは7分間に3回のターンオーバー、2回のサック。NFC北地区のディフェンディングチャンピオンであるバイキングスはデフェンス陣の援護を必要としながらも、第3クオーターと第4クオーターでは得点を重ね、合計25点を挙げて逆転を成功させた。

バイキングスのヘッドコーチ(HC)マイク・ジマーは先月30日にクオーターバック(QB)テディー・ブリッジウォーターをヒザの負傷で失った後、2017年のドラフト1巡目と4巡目の指名権を引き換えにフィラデルフィア・イーグルスからQBサム・ブラッドフォードを獲得しつつも、先発QBをひた隠しにして開幕初戦を迎えた。

11日、ついにベールを脱いだ先発QBは36歳のショーン・ヒル。セントルイス・ラムズ(当時)にいた2014年以来となる先発出場だ。

タイタンズは昨季に1,485ヤードのランをマークしたバイキングスのランニングバック(RB)エイドリアン・ピーターソンを止めることに集中。これが功を奏してピーターソンは31ヤード、19キャリーにとどまっている。

QBマーカス・マリオータからタッチダウンパスを受けたRBデマルコ・マレーがきっちりと決めて、2012年以来となるホームでの開幕戦を迎えたタイタンズが10対0とリードしてハーフタイムを迎えた。

マリオータはプレッシャーを受ける中でワイドレシーバー(WR)ハリー・ダグラスにクイックスローを投げるも、ケンドリックスに拾われてリターンタッチダウンを取られてしまう。この時点で第3クオーターは残り1分24秒。

さらに、マリオータはマレーにパスを出そうとしてボールを失い、これをリカバーしたハンターがタッチダウンに持ち込んだ。さらに次のドライブではマレーがファンブルを喫している。