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【2016年第1週】21点差をひっくり返したチーフスが延長戦を制して白星

2016年09月12日(月) 11:16

開幕戦勝利に貢献したアレックス・スミス【AP Photo/Ed Zurga】

現地11日(日)、カンザスシティ・チーフスがアローヘッド・スタジアムにサンディエゴ・チャージャーズを迎えて2016年シーズン開幕戦に挑んだ。試合はチャージャーズが前半にチーフスを圧倒するも、後半に勢いを取り戻したチーフスが試合を延長戦まで持ち込み、最終的に33対27で勝利している。チーフスのクオーターバック(QB)アレックス・スミスはパス48回中34回成功、363ヤード、2タッチダウンという活躍で勝利に貢献した。

試合前半はチャージャーズが攻守で大活躍し、チーフスを完全に封じ込めて見せた。昨年、ルーキーとして期待を集めるものの、タッチダウンを収めることなくシーズンを終えたランニングバック(RB)メルビン・ゴードンが前半だけで2タッチダウンを決めるなど、チャージャーズは素晴らしい立ち上がりを見せて前半を21対3で折り返した。

後半に入り息を吹き返したチーフスは、RBスペンサー・ウェアー、ワイドレシーバー(WR)ジェレミー・マクリンを筆頭にチャージャーズを攻め立て、試合時間9分を残してスコアを10点差まで縮めた。その後もチーフスのディフェンスが底力を発揮し、チャージャーズを2ドライブ連続で止めると、第4クオーター終了直前にウェアが5ヤードランでタッチダウンを決めて試合を降り出しに戻した。

延長戦では先にボールをレシーブしたチーフスが75ヤードドライブを成功させ、最終はスミスが自らエンドゾーンにボールを持ち込んで試合を決めた。

ベテランQBフィリップ・リバーズはパス36回中25回成功、243ヤード、1タッチダウンの活躍だった。