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11月の月間最優秀選手にコルツRBテイラー、バイキングスWRジェファーソンなど

2021年12月03日(金) 10:53

インディアナポリス・コルツのジョナサン・テイラー【AP Photo/Adrian Kraus】

インディアナポリス・コルツのランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーとミネソタ・バイキングスのワイドレシーバー(WR)ジャスティン・ジェファーソンはNFLの未来、そして現在を担うスター選手として注目を集めている。

11月にダイナミックな活躍を見せたジェファーソンとテイラーがNFL月間最優秀選手に選ばれたことが、現地2日(木)のリーグの発表で明らかになった。

テイラーは11月の4試合で3度も100ヤードを超え、合計556ヤード、試合平均139ヤードという驚異的な記録を残している。また、試合平均156.8スクリメージヤード、タッチダウンラン8回で合計9回のタッチダウンを記録し、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)攻撃部門の月間最優秀選手に選ばれた。

ジェファーソンは11月にレシーブ24回で464ヤード、試合平均116ヤードを記録し、NFLのエリートレシーバーの一人として認められるまでに急成長を遂げている。また、この1カ月間で3回のタッチダウンをマークした。

ニューイングランド・ペイトリオッツのコーナーバック(CB)J.C.ジャクソンは11月に4つのインターセプトを奪い、AFC守備部門の月間最優秀選手賞を獲得している。ジャクソンはタックル6回、パスディフェンス6回、フォースドファンブル1回を記録し、4つのインターセプトのうち1つはインターセプトリターンタッチダウンとなった。

AFCスペシャルチーム部門の月間最優秀選手にはカンザスシティ・チーフスのパンター(P)トミー・タウンスエンドが選ばれている。タウンスエンドは10回のパントで平均54.9ヤード(平均50.7ネットヤード)の好成績を収めた。そのうち6回は敵陣20ヤード以内に決めており、最長68ヤードを記録している。

シカゴ・ベアーズはチームとして苦戦を強いられているものの、ラインバッカー(LB)ロバート・クィンの活躍は目覚ましいものがある。クィンはサック5.5回、タックル14回、タックルフォーロス5回、フォースドファンブル1回を記録し、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)守備部門の月間最優秀選手賞を手に入れた。

フィラデルフィア・イーグルスのキッカー(K)ジェイク・エリオットは11月に完ぺきな成績を収め、NFCスペシャルチーム部門の月間最優秀選手に選ばれている。エリオットは11本のポイントアフタータッチダウンと50ヤード以上の距離からのキック2本を含むフィールドゴール8本中8本をすべて成功させて合計35得点を挙げた。

攻守それぞれの部門で年間最優秀新人賞受賞の候補に挙がっている2名のドラフト1巡目指名選手が新人賞に輝いている。

クオーターバック(QB)マック・ジョーンズ率いるペイトリオッツは11月に4勝0敗というパーフェクトな戦績を残した。この間、ジョーンズは7回のタッチダウンに対してわずか2回のインターセプト、パス99回中76回(76.8%)を成功させて854ヤード、パサーレーティング117.2を記録。ジョーンズは攻撃部門の月間最優秀新人賞を受賞している。

守備部門の月間最優秀新人賞にはダラス・カウボーイズのLBマイカ・パーソンズが選ばれた。パーソンズはこの1カ月間でタックル25回、サック6.5回、タックルフォーロス8回、フォースドファンブル2回を決めている。

【RA】