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WRトーマスに敬意を表したブロンコスにディレイオブゲームが科されるも、ライオンズが辞退

2021年12月13日(月) 10:00


デマリウス・トーマスに敬意を表するデンバー・ブロンコス【AP Photo/Jack Dempsey】

現地12日(日)にデトロイト・ライオンズに勝利した試合が始まる前、デンバー・ブロンコスは若くして亡くなった名選手に敬意を表した。

かつてブロンコスで活躍し、プロボウルに選ばれた経歴のあるワイドレシーバー(WR)デマリウス・トーマスが先週に33歳で天に召された。トーマスに敬意を表したブロンコス攻撃陣は、試合開始時にキックオフされたボールをキャッチした後、トーマスが8年間務めていた“X”レシーバーのポジションを空けて10名のみでハドルを組んでいる。

拍手の渦でこれを迎えた観衆からは“DT”のチャントが起こった。プレークロックがカウントダウンを続ける中、両陣営の選手たちはそこにとどまり、それぞれの思いを馳せている。この振る舞いによってディレイオブゲームのペナルティを科されたブロンコスだったが、ライオンズがそれを辞退した。

その後すぐ、ブロンコスの現在のXレシーバーであるコートランド・サットンがサイドラインからチームのハドルに加わり、改めて試合が始まった。

このオープニングプレー以外にも、ブロンコスはいくつかの方法でトーマスの思い出を温めている。ブロンコスのサイドラインや選手のヘルメットにナンバー88のデカールが施されたほか、国家斉唱の前にトリビュートビデオも放送された。

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