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ラムズCBラムジーがリザーブ/COVID-19リスト入り、MNF欠場へ

2021年12月14日(火) 08:56


ロサンゼルス・ラムズのジャレン・ラムジー【AP Photo/Kelvin Kuo】

ロサンゼルス・ラムズは守備の重要な選手がいない状態でマンデーナイトフットボール(MNF)に組まれたアリゾナ・カーディナルスとの大一番に挑む。

現地13日(月)、コーナーバック(CB)ジャレン・ラムジーがリザーブ/COVID-19(新型コロナウイルス感染症)リストに置かれたことをチームが発表した。

クオーターバック(QB)カイラー・マレーやワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンス、そして、3位につけるカーディナルスのスコアリングオフェンスと対峙するラムズにとっては大きな痛手だ。ラムジーは今季にインターセプト3回、パスディフェンス11回を記録してラムズのトップに立っている。

タイトエンド(TE)タイラー・ヒグビーもリザーブ/COVID-19リストに。このリストに置かれているラムズの選手は5名となった。週末の間にランニングバック(RB)ダレル・ヘンダーソン、ライトタックル(RT)ロブ・ヘブンスタイン、CBドンテ・ディーヨンが同じリストに加わっている。

ラムジーが離脱したことで、“ヌーク”(ホプキンスの愛称)をはじめとするカーディナルスのワイドアウトたちに対するラムズのラインアップは大きく変わってくる。

『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば、ラムジーがドラフトされた年である2016年以来、カバレッジで10回以上ホプキンスをターゲットとした14名の選手のうち、ラムジーが許したパサーレーティング76.9は3番目に低い数字となっている。

シーズン第4週には、ホプキンスのルートの28.6%がラムジーに対するものであり、60.0%はCBダリウス・ウィリアムスと対峙するものだった。この週、ラムジーがカバーした際のホプキンスはターゲット3回でキャッチ1回、18ヤードにとどまっている。

マンデーナイトフットボールはプレーオフのシード争いをする両チームにとって非常に重要になる。カーディナルスが勝利した場合、ポストシーズン進出が確定し、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)のトップシードの位置を維持し、NFC西地区を3ゲーム差でリードすることになる。ラムズが勝利すれば、4試合を残してディビジョン内でカーディナルスと1ゲーム差に迫ることになる。

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