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シーズン第15週のパッカーズ戦にQBジャクソンを先発させる予定のレイブンズHCハーボー

2021年12月14日(火) 10:08


ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン【AP Photo/David Richard】

ボルティモア・レイブンズのヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーはケガのこととなるとあまり話したがらない。しかし、クオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンの近況については報告し、レイブンズファンを一安心させている。

現地13日(月)、ハーボーHCは報道陣に対して「ラマーは足首を捻挫している。ハイアンクルスプレインではなくて良かった。これからは彼が今週、どのように感じて、どうなっていくかを見守るしかない」と語った。

クリーブランド・ブラウンズに敗れた日曜日の試合の前半で、ディフェンダーに足を取られた後、ジャクソンはすぐさまカートでロッカールームまで運ばれてそのまま戦線離脱している。バックアップQBのタイラー・ハントリーが相手と21点差がついていたレイブンズを、リードした。

長期間の戦線離脱と治療を強いられる可能性があるハイアンクルスプレインを回避できたため、ハーボーHCはジャクソンがシーズン第15週に開催されるグリーンベイ・パッカーズ戦に出場できることを期待している。8勝5敗のレイブンズはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区でブラウンズとシンシナティ・ベンガルズにわずか1ゲーム差まで迫られている。

ハーボーHCは「私の中での現在の計画は、ラマーが出場するというものだ。今週、どうなるかを観察する。出られるのであれば出るだろうし、そうでなければタイラーがクオーターバックを務める」と述べた。

第4クオーターで長めのタッチダウンドライブ2本を導くなど、ブラウンズ戦で合計4回のスコアリングドライブを成功させたハントリーは、低迷していた攻撃陣に刺激を与えた。今回の成績(パス38回中27回成功で270ヤード、タッチダウン1回、45ラッシングヤード)は、3週間前にキャリア初先発を果たしたブラウンズ戦のものより飛躍的に良くなっている。この試合はジャクソンが体調不良となったためにハントリーが出場していた。

NFLキャリアを通して、ジャクソンが負傷により先発出場できなかったことは、これまでに一度もない。

【RA】