シーズン第14週にプレーオフ進出チーム未確定、1978年以来3度目
2021年12月14日(火) 15:47今季、アリゾナ・カーディナルスは一番初めにプレーオフ進出を決定するチームとなることを目論んでいた。
しかし、ロサンゼルス・ラムズには別の計画があった。現地13日(月)夜、ラムズが30対23でカーディナルスを下したことにより、カーディナルスのプレーオフ進出が阻止されただけでなく、シーズン第14週にプレーオフ進出を決めるチームがゼロになった。
『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、マンデーナイトの結果を受けて、2021年シーズンはNFLが1978年に16試合制に移行して以来3度目となる、シーズン第14週にポストシーズン進出チームが決まらなかったシーズンになったという。これまでには1993年と2014年にもそのようになっていた。
シーズン第14週を迎えるにあたり、プレーオフ進出のためには勝つしかないと考えていたカーディナルスは、プレーオフへの進出を確実なものにしようとしている3チームのうちの1つだった。残りの2チームはグリーンベイ・パッカーズとタンパベイ・バッカニアーズだ。
カーディナルスはその勝率からプレーオフへの道のりが最も容易であったものの、前述の3チームの中で唯一、シーズン第14週で敗れている。そのため、試合前の時点でNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の第1シードを獲得しようとしていたカーディナルスは現在、暫定第1シードのパッカーズ、暫定第2シードのバッカニアーズに次ぐ第3シードの位置につけている。
シーズン第14週では2021年のプレーオフ進出チームが確定していないため、シーズン第15週の新たなプレーオフ戦線のシナリオが待たれる。
【RA】