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レギュラーシーズン終了2週間前からのHC候補との面談をNFLオーナーが承認

2021年12月16日(木) 10:25

NFLロゴ【Aaron M. Sprecher via AP】

NFLのオーナーたちは現地15日(水)に、空席となっているNFLのヘッドコーチ(HC)職の面談をレギュラーシーズン終了の2週間前から開始することを決議したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じている。

面談の申し込みは12月28日(火)より受け付けが始まるが、対象者が所属するチームはこれを拒否することもできる。なお、この決議は今シーズン限り有効で、実質的には1年間のトライアルということになる。

シーズン開始時のヘッドコーチがその職に就いていない、あるいはシーズン後に復帰しないことがすでに通告されているチームにのみ、この早期バーチャル面談を要請する資格が与えられる。今のところこの条件に当てはまるのは、10月にジョン・グルーデン前HCが辞任し、スペシャルチームのコーチだったリッチ・ビサッチアが暫定的に後任を務めているラスベガス・レイダースだけだ。

この決議は、ヘッドコーチとの決別を決めたクラブが、シーズン終了の2週間前からその機会を生かすきっかけになるかもしれないとペリセロは指摘している。

10月に開かれたNFLの秋季リーグミーティングでマイノリティの雇用を支援するルーニー・ルールの変更について注意を促すメモが各チームに送られた。この変更では、今回の2週間という期間が設けられたほか、幹部レベルやコーディネーター職を採用する際、面談しなければならない外部のマイノリティ候補者の人数を増やしている。

昨年もレギュラーシーズン終了前に面談期間を早めているが、その時は告知が開始の前日だった。

【R】