カーディナルスWRホプキンスが膝の手術へ、レギュラーシーズンの残りは欠場の見通し
2021年12月16日(木) 23:26アリゾナ・カーディナルスに悪いニュースだ。ディアンドレ・ホプキンスの膝のケガに関するセカンドオピニオンが届いた。
スターワイドレシーバー(WR)はケガをした膝の手術を受ける必要があり、IR(故障者リザーブ)に入れられると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地16日(木)、伝えている。残りのレギュラーシーズンは欠場する見通しだが、カーディナルスがプレーオフ後半まで進むようなら復帰のチャンスはある。
ホプキンスのケガはチームがマンデーナイトでロサンゼルス・ラムズに敗れた試合の後半に発生したものだ。14日(火)にMRI検査を受けた後、彼はケガについてセカンドオピニオンを求めていた。
木曜日にホプキンスは権威ある外科医のニール・エラトロッシュ医師に診察の予約を入れており、その面談後に手術の予定が決められる。ひどく損傷したMCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)を安定させ、確実に1月後半にホプキンスが復帰できるようにするためには手術しかないというのが医師の見解だった。ラポポートによると、回復期間は6カ月の見通しだという。
ホプキンスは、今シーズンの途中でハムストリングを傷めて3試合を欠場した。シーズン第14週にはターゲット回数が今季初の2桁を達成し、13回中5回のパスをキャッチして54ヤードを獲得した。プロボウラーのWRは今季まだ100ヤードゲームを見せていない。
ホプキンスが使えなくなることで、アリゾナは今後再びベテランのA.J.グリーン、スピードスターのクリスチャン・カークシーと機敏なロンデール・ムーアに頼ることになる。どこかで復帰するとみられているランニングバック(RB)チェイス・エドモンズもカーディナルスのオフェンスにおいて助けになるかもしれない。
彼らは現在10勝3敗で、1勝11敗1分のデトロイト・ライオンズに勝てばプレーオフに進むことが可能となる。アリゾナはNFC西地区でラムズを1ゲーム差でリードしており、残る試合の相手はライオンズ、インディアナポリス・コルツ、ダラス・カウボーイズ、シアトル・シーホークスとなっている。
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