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【2016年第6週】パーマーとジョンソンの活躍でカーディナルスが今季3勝目

2016年10月18日(火) 13:37

アリゾナ・カーディナルスのデイビッド・ジョンソン【Ryan Kang via AP】

現地17日(月)、第6週のマンデーナイトフットボールとなるニューヨーク・ジェッツ対アリゾナ・カーディナルスが行われた。脳しんとうで先週の試合を欠場していたクオーターバック(QB)カーソン・パーマーとランニングバック(RB)デイビッド・ジョンソンの大活躍でカーディナルスが28対3でジェッツを下し、今季3勝目を挙げている。

試合序盤、カーディナルスはRBデイビッド・ジョンソンの58ヤードランでタッチダウンして先制。ディフェンス陣もジェッツQBライアン・フィッツパトリックに対してプレッシャーを与え続け、得点のチャンスを与えないまま第1クオーターを終えた。

ジェッツはそれでも、フィッツパトリックからエースワイドレシーバー(WR)ブランドン・マーシャルへの36ヤードパスで敵陣に攻め込み、フィールドゴールで得点。しかし、ジェッツはディフェンス陣がカーディナルスの多彩な攻撃陣に苦戦し、ベテランWRラリー・フィッツジェラルドへのパスなどで簡単に自陣に攻め込まれると、最後はジョンソンにこの試合2度目のタッチダウンランを決められてしまう。ジェッツは第2クオーター残り1分23秒でボールを手にし、敵陣まで攻め込むも、ペナルティで得点するチャンスを棒に振っている。前半はこのままカーディナルスが14対3とリードして終了。

後半に入ってもカーディナルス攻撃陣はパーマーの正確なパスとジョンソンの力強いランでジェッツ守備陣を圧倒し、第3クオーター最初のオフェンスドライブではジョンソンがこの試合3度目のタッチダウンランで点差をさらに広げる。ジェッツ攻撃陣はまったく機能せず、フィッツパトリックは第3クオーター終了前にマーシャルを狙って投げたパスをインターセプトされている。

第4クオーターにはWRマイケル・フロイドへのタッチダウンパスで追加点を挙げたカーディナルスが試合を決定づける。ジェッツは最後のオフェンスドライブでフィッツパトリックに代わりQBジーノ・スミスを投入するも、スミスは結果を残すことなく試合終了。

カーディナルスRBジョンソンはキャリー22回、111ヤード、3タッチダウンをマークし、これ以上ない結果を残して試合を終えた。QBパーマーもパス34回中23回成功、213ヤード、1タッチダウンと脳しんとうの影響を感じさせない活躍を見せた。守備陣も素晴らしいパフォーマンスを披露し、ジェッツを攻守で圧倒したカーディナルスが2連勝を収めている。

ジェッツQBフィッツパトリックはパス31回中16回成功、174ヤード、0タッチダウン、1インターセプト。エースWRマーシャルも、レシーブ3回に抑えられ、70ヤードと決して満足のいく活躍ができないまま試合を終えている。