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シーホークスDEベネット、危険なプレーにイライラ

2016年10月18日(火) 09:58

深刻なケガを免れた様子のシーホークスDEマイケル・ベネット【AP Photo/Elaine Thompson】

シーホークスがアトランタ・ファルコンズに26対24で勝利を収めた現地16日(日)の試合中、シアトル・シーホークスのディフェンシブエンド(DE)マイケル・ベネットが負ったケガは当初、深刻なもののように思われたものの、幸運にも治療にさほど時間を要するものではなさそうだ。

しかし、ファルコンズのタックル(T)ジェイク・マシューズによるカットブロックの標的になったことに対してベネット本人が喜びを感じているわけではない。

ベネットは試合後、『The Seattle Times(ザ・シアトル・タイムス)』のボブ・コンドッタに対して「大丈夫そうだ。来週もプレーしなくてはならない」と語った。

この試合の第3クオーターにマシューズから激しい足元へのブロックを受けて負傷したベネットは彼に対してこのように語って切り捨てた。

「俺的に、あのブロックは危険なプレーだった。正直に言うと、もし誰かの足にブロックするような奴がいれば、そいつは器が小さい男だ。NFLで活躍し、先発出場を果たしているのなら、なんでそんなプレーになるのか分からない。つまり、その、俺的には馬鹿げてるってことだ。先発で出て勝つチャンスもあるのに相手にケガをさせる必要がどこにある? ないだろう。俺ならそんなことしない」

しかしながら、ヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルは17日、記者に対して「そのブロックに悪気はなく、汚いプレーではなかった」とコメント。

シーホークスにとっては幸運なことに、ベネットに問題はなさそうだ。マシューズに関しては、リーグ本部から高額な罰金請求を受け取ることになりそうだ。