QBブレイディのアパレルラインがNCAAの選手たちとNIL契約を締結
2021年12月17日(金) 13:55すでにNFL界を征服しているトム・ブレイディもいつかは引退することになるが、何かを追求することは止めないだろう。
ビジネスにも精通し、コマーシャル界のスターでもあるタンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)はまた新しいことを始めた。Name(名前)、Image(イメージ)、Likeness(肖像)の頭文字をとって名付けられたNIL契約だ。ブレイディは1月に発売予定の新しいアパレルライン“Brady Brand(ブレイディ・ブランド)”と大学の選手たちがNIL契約を結んだことを発表した。
I’m proud to partner with our lineup of NCAA and newly drafted athletes for the first @bradybrand campaign launching on January 12th, 2022 pic.twitter.com/ZiJdPmMXwD
— Tom Brady (@TomBrady) December 16, 2021
「2022年1月12日に発売される初めての@bradybrandと、NCAAやドラフト指名されたばかりの選手たちとパートーナーを組めることをとても誇りに思っている」
ブレイディのブランド立上げに参加するのは、ジャクソン州立大学のQBシェデール・サンダース(元ヘッドコーチでプロフットボール殿堂入りしたデイオン・サンダースの息子)、コースタルカロライナ大学のQBグレイソン・マッコール、ミシガン州立大学のQBケード・マクナマラ(同大学のQBなしにブレイディとのNIL契約はないだろう)など9人の選手たちだ。
ブレイディは以前から健康面に総合的にアプローチするTB12メソッドを提唱しており、アパレル、料理本、サプリメントなどのTB12製品を発売している。それは成長し続けるブレイディの巨大ビジネスの一部にすぎず、彼は将来有望なアスリートたちに自分の財産を還元することで、ビジネスを一段と拡大しようとしているようだ。
ブレイディのブランドは次のジョーダンブランドになれるだろうか。それはかなり高い目標と言えるが、ブレイディは確実に大学の市場で一定の売上を出し、すぐに知名度を上げることができるだろう。ミシガン州立大学との契約で一気に人気を集めることは間違いない。
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