ブラウンズがジャガーズ練習生QBラウレッタと契約
2021年12月18日(土) 07:19![](https://nfljapan.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/12/18071851/AP_21237190556037.jpg)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に苦悩するクリーブランド・ブラウンズがクオーターバック(QB)の補強に乗り出した。
ジャクソンビル・ジャガーズの練習生だったQBカイル・ラウレッタの代理人が現地17日(金)に明かしたところによれば、ブラウンズとラウレッタが契約を締結したという。チームもこのニュースを後に正式発表している。
ブラウンズは次戦となるシーズン第15週にラスベガス・レイダースと対戦する予定だが、NFLはCOVID-19感染数増加を受けて当初の土曜日から試合日程を日曜日(日本時間21日)に延期。ベイカー・メイフィールドとケイス・キーナムの両名がすでにリザーブ/COVID-19リストに登録されているため、3番手QBのニック・ムレンズが先発することになっており、ラウレッタはそのバックアップを務める予定だ。
ラウレッタは2018年ドラフト4巡目でニューヨーク・ジャイアンツに指名されてNFL入りを果たし、ルーキーイヤーに5試合に出場しているが、パスの成功はゼロ、インターセプト1回を記録している。
ジャイアンツで1年を過ごした後、現在26歳のラウレッタはフィラデルフィア・イーグルス、アトランタ・ファルコンズ、クリーブランド・ブラウンズ、そしてジャガーズの練習生として各チームを渡り歩いた。2020年シーズンの大半はブラウンズの練習生として過ごし、今オフシーズンもチームにとどまっていたが、最後のカットで放出された。オフェンスに精通していることから、ショートウイークを過ごすブラウンズの切実なニーズを考えれば、バックアップのバックアップの選択肢としては最適な存在と言えるだろう。
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