現地18日（土）の練習で起きた口論がきっかけとなって、ミネソタ・バイキングスのコーナーバック（CB）バシャード・ブリーランドが突然チームを去ることになった。

チームがブリーランドをウェイバーにかけたという驚きの発表があってから間もなく、『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロとイアン・ラポポートが事情を伝えた。

それによると29歳のベテランは練習中にコーチ陣と衝突し、クリートを脱いでから状況を鎮めようとした複数のチームメイトとも対立したということだ。

バイキングスのヘッドコーチ（HC）マイク・ジマーはそれより前に、ブリーランドが故障者報告に追加されたと記者団に語っていた。シカゴ・ベアーズとのマンデーナイトフットボールではケガ以外の理由でクエッショナブルだとジマーは述べていた。

オフシーズンの間にミネソタのセカンダリーに加えられたブリーランドは、今シーズンの全13試合に先発しており、55回のタックル、2回のインターセプトと5回のパスディフェンスを記録していた。これでバイキングスはマッケンジー・アレキサンダーとキャメロン・ダンツラーに穴を埋めてもらわなければならなくなった。

2014年に4巡目指名でワシントン・フットボール・チームに入ったブリーランドは過去2シーズンをカンザスシティ・チーフスの一員として過ごし、第54回スーパーボウルで勝利した2019年シーズンにチームで重要な役割を果たした。続くシーズンはNFLの薬物乱用防止ポリシーに違反して4試合の出場停止処分を受けている。

ブリーランドはその後次のようにツイートした。

I wanna appreciate the Vikings for the opportunity they game no hard feelings no love lost. #17familia #Swilyfe #New17

— Bashaud Breeland (@Bree2Land6) December 18, 2021

「バイキングがくれた機会に感謝したい。恨んじゃいない」

【M】