プロトコル違反の出場停止処分を終え、WRアントニオ・ブラウンが月曜日にバッカニアーズ復帰へ
2021年12月20日(月) 01:15NFLとNFLPA(NFL選手会)のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)プロトコルの違反により、3試合の出場停止処分を受けて今後の状況が不透明となっていたタンパベイ・バッカニアーズのワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンが、20日(月)にチームに再合流する見込みだという。
ブラウンはバッカニアーズのセーフティ(S)マイク・エドワーズ、フリーエージェントのWRジョン・フランクリンと共にCOVID-19プロトコル違反で出場停止となった3人の選手の1人だった。
同じくエドワーズも月曜日に合流予定とされている。
ブラウン、エドワーズとフランクリンは3日(金)にワクチン接種のステータスについて事実と違う報告をしたとして、NFLから処分を言い渡された。問題が発覚したのはその15日前に『Tampa Bay Times(タンパベイ・タイムズ)』が掲載した記事の中で、ブラウンが偽のCOVID-19カードを入手していたという彼の元シェフの証言があったためだった。3人は処分を受け入れて控訴していない。
タンパベイのヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスはブラウンとエドワーズを再びチームに歓迎するかどうかについて態度を曖昧なままにしていた。
17日(金)、彼は何らかの決断を下したことを示唆したものの、それを公表することはなかった。
「私が発表するかどうかだけの問題で、この試合の前、あるいは試合後にそうするかどうかは見てみよう」とエリアンスは記者団に語った。「だが、私は試合で気が散るようなことはしたくない」
彼は以前の発言の中で、どちらにも転ぶ可能性があると述べていた。
バッカニアーズはサンデーナイト・フットボールでニューオーリンズ・セインツと対戦する。ブラウンは処分の前から足首のけがを抱えていた。エリアンスは明言を避けたものの、ブラウンとエドワーズは共にチームの施設内にいる動画を『Instagram(インスタグラム)』に投稿している。
2人はこれまで出場停止処分中でも認められている活動に真面目に取り組んできたといい、施設内でミーティングやワークアウトに参加していたとの情報も伝えられている。チームは2人の処分中の態度を見極めたかったようで、彼らは十二分に期待に応えたとみえる。
10月半ばからブラウンのプレーを妨げている足首のケガに関しては、順調にリハビリが進んだという。彼の準備はできたようだ。
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