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故障者情報:DEベネットが膝負傷で退場、WRデズはバイウイーク後に復帰か

2016年10月17日(月) 17:35

シーホークスのDEマイケル・ベネット【AP Photo/Stephen Brashear】

クオーターバック(QB)マット・ライアンやワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズらを擁するアトランタ・ファルコンズとの一戦に勝利を収めたシアトル・シーホークスだが、展開自体はそう簡単なものではなかった。第3クオーター中盤に膝を負傷したディフェンシブエンド(DE)マイケル・ベネットはその後、試合に復帰せず。ヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルはゲーム終了後、「ベネットは痛みを感じる程度で、問題ない」と断言している。

鼠径部(そけいぶ)を負傷したセーフティ(S)カム・チャンスラー不在の中、ベネットまでをも失ったシーホークスは、何としてでもファルコンズが息を吹き返すのを防ごうとした。第3クオーターのファルコンズは14点のビハインドをひっくり返す粘りを見せたものの、結局、最後は26対24というきん差でシーホークスに黒星をつけられている。

【その他、16日に判明した故障者情報】

1.グリーンベイ・パッカーズのコーナーバック(CB)ダマリアス・ランドールはダラス・カウボーイズ戦で鼠径部を痛めて退場し、その後試合に戻ることはなかった。ワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスは脳震とうの診断を受けている。

2.ダラス・カウボーイズは第8週までWRデズ・ブライアントの復帰を待たねばならないが、見通しは明るいようだ。パッカーズ戦にアクティブ登録されなかったブライアントだったが、『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェーン・スレイターに対しては「イーグルス戦への出場には問題ない」と語った。バイウイーク後の第8週、カウボーイズはフィラデルフィア・イーグルスと対戦する。また、カウボーイズのCBモリス・クレイボーンは試合前半に脳震とうを発症した。

3.ボルティモア・レイブンズのアウトサイドラインバッカー(OLB)テレル・サッグスが二頭筋の断裂に見舞われたと見られている。情報筋の話として、NFLネットワークのイアン・ラポポートが伝えた。また、深刻度は不明とのことで、サッグスと直接話したという人物によれば、本人はプレーしたがっているという。月曜日にさらに検査を受ける予定。

4.ピッツバーグ・スティーラーズのクオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーはマイアミ・ドルフィンズ戦で左膝を負傷し、クエッショナブル宣言された後、第3クオーターから試合に復帰。ロスリスバーガーは試合終了後に膝のMRIを撮影する予定で、「詳細は今晩わかる。深刻でないことを願うだけ」と語った。 

5.サンフランシスコ・49ers戦の前半に補助を受けながらフィールドを去ったバッファロー・ビルズのランニングバック(RB)レショーン・マッコイは試合途中から復帰。

6.クリーブランド・ブラウンズはセーフティ(S)ジョーダン・ポイヤーが腎臓損傷と脳震とうを発症したと発表。チームはテネシー・タイタンズに敗戦している。さらなる検査を受けるため、ポイヤーはナッシュビル近郊の病院へと搬送された。

7.シンシナティ・ベンガルズのSジョージ・イローカはニューイングランド・ペイトリオッツ戦の前半に肩を負傷。 

8.ジャクソンビル・ジャガーズとの一戦でシカゴ・ベアーズのWRエディ・ロイヤル(つま先)が試合後半に離脱し、そのまま復帰することはなかった。 

9.マイアミ・ドルフィンズのタイトエンド(TE)ディオン・シムズが脳震とうの診断を受けた。

10.49ersのCBラシャード・ロビンソン(脳震とう)は除外され、チームはビルズに敗戦。 49ersはRBカルロス・ハイド(肩)にクエッショナブル宣言したが、第3クオーターに復帰させた。 

11.イーグルスのCBノーラン・キャロル(痛打)はわずかな間フィールドを去ったものの、試合に復帰している。