COVID-19（新型コロナウイルス感染症）の問題がAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）をリードするカンザスシティ・チーフスに影響し続けている。

チーフスが現地21日（火）にワイドレシーバー（WR）タイリーク・ヒルと6名の選手たちをリザーブ／COVID-19リストに加えた。

ヒルと共にリスト入りしたのはタイトエンド（TE）ブレイク・ベル、ラインバッカー（LB）ニック・ボルトン、コーナーバック（CB）ラシャド・フェントン、オフェンシブラインマン（OL）のルーカス・ニアングとカイル・ロング、セーフティ（S）アルマーニ・ワッツらだ。

この報せの前日に、チーフスはスターTEトラビス・ケルシー、キッカー（K）ハリソン・バッカー、ディフェンシブバック（DE）シャーバリウス・ウォードをCOVID-19リストに置いていた。

チーフスが日曜日に組まれているピッツバーグ・スティーラーズとの試合に備える中、各選手のステータスは現段階では分かっていない。

NFLが改定したCOVID-19プロトコルでは選手が以前より容易にリザーブ／COVID-19リストから復帰できるようになっており、ワクチン接種済みの選手の場合、無症状で1日に2回の陰性の結果が出ればチームに戻ることができる。ワクチンを接種していない選手には10日間の隔離が義務づけられるため、陽性になった場合はその期間の試合から除外されることになる。

ヒルとケルシーのいない状態でスティーラーズ守備陣に挑まなければならないとしたら、クオーターバック（QB）パトリック・マホームズと10勝4敗のチーフスにとって大打撃になる。チーフスは1ゲーム差でカンファレンスのトップに立っており、AFC西地区では2勝分のアドバンテージを保っている。

ヒルとケルシーが日曜日までに条件をクリアできなければ、チーフスのメインのパスキャッチャーはWRのメコール・ハードマン、バイロン・プリングル、デマーカス・ロビンソンになるだろう。WRジョシュ・ゴードンもCOVID-19リストに登録されている。COID-19リストに置かれている選手たちの復帰が間に合わなければ、チーフスはランニングバック（RB）クライド・エドワーズ・ヒレアーとダレル・ウイリアムスのパスキャッチのレップスを増やすことになるだろう。

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