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【2016年第6週】ファルコンズの追撃をかわし、シーホークスが逃げ切る

2016年10月17日(月) 10:45

シアトル・シーホークスRBクリスティン・マイケル【AP Photo/Stephen Brashear】

現地16日(日)、バイウイーク明け3勝1敗のシアトル・シーホークスが1敗後に4連勝中のアトランタ・ファルコンズとホームで対戦。前半にファルコンズを圧倒したシーホークス守備陣は後半に持ち崩して連続得点を許したものの、最後にフィールドゴールで逆転したシーホークスが26対24で逃げ切り、勝利を手にしている。

両チーム合わせて3つのパントの立ち上がり後、シーホークスのディフェンシブエンド(DE)クリフ・エブリルがファルコンズのクオーターバック(QB)マット・ライアンをサックしてファンブルを誘発。直後のプレーでランニングバック(RB)クリスティン・マイケルが9ヤードを突進してシーホークスが先制した。

第2クオーターではファルコンズが敵陣44ヤード地点で第4ダウン1ヤードをコンバートした後、フィールドゴールで得点する。しかし、次のドライブでシーホークスは危なげなくヤードを進め、最後はRBアレックス・コリンズがエンドゾーンに駆け込んでタッチダウン。次の攻撃でもフィールドゴールで点を加え、17対3とシーホークスがリードして前半を折り返した。

前半に精彩を欠いたファルコンズ攻撃陣は、第3クオーター最初のドライブでワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズへの36ヤードパスでタッチダウンを決めて反撃を開始。次の攻撃でもWRジョーンズが立て続けにパスをキャッチし、最後はWRモハメド・サヌーへの10ヤードパスで同点に持ち込む。続いてタイトエンド(TE)レビン・トイロロへの46ヤードパスで3連続タッチダウンを決め、逆転に成功した。

第4クオーターではシーホークスがフィールドゴールの機会を得るが、スナップが悪く失敗に終わる。次の攻撃ではRBマイケルがこの試合2つ目のタッチダウンを決めるも、エキストラポイントをブロックされて失敗。得点は24対23でファルコンズが1点のリードを守った。ところが、次のドライブでWRジョーンズへのパスをシーホークスのセーフティ(S)アール・トーマスがインターセプトする。それを44ヤードのフィールドゴールにつなげたシーホークスが試合をひっくり返し、26対24で逃げ切った。

ファルコンズのQBライアンは試合を通してヒットを受けながらもパス42回中27回成功、335ヤード、3タッチダウン、1インターセプト。WRジョーンズは7キャッチ、139ヤード、1タッチダウンを記録している。

シーホークスQBラッセル・ウィルソンはパス37回中25回成功、270ヤード。コミュニケーションのミスから後半に連続得点を許した守備陣は、最後に踏ん張ってファルコンズの追撃を封じた。