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【2016年第6週】ランで49ersを圧倒したビルズが勝利

2016年10月17日(月) 10:28

バッファロー・ビルズRBレショーン・マッコイ【AP Photo/Jeffrey T. Barnes】

現地16日(日)、これまで1勝4敗のサンフランシスコ・49ersが敵地で3勝2敗のバッファロー・ビルズと対戦。49ersは不振のクオーターバック(QB)ブレイン・ギャバートに代わってコリン・キャパニックが今シーズン初めて先発で出場した。試合はビルズがランニングバック(RB)レショーン・マッコイを中心にランゲームで主導権を握り、45対16で勝利している。

開始直後の攻撃がパントに終わった49ersは、守備陣が敵陣30ヤード地点でビルズのファンブルを誘発。それをフィールドゴールにつなげて先制した。対するビルズはRBマッコイがエンドゾーンに走り込んでこの試合1つ目のタッチダウン、7対3と逆転する。

第2クオーターに入ると、QBキャパニックがワイドレシーバー(WR)トレイ・スミスに53ヤードのパスを通してタッチダウン。ビルズは次の攻撃でRBマッコイが38ヤードランで敵陣へ切り込み、その後、12ヤードランで再びタッチダウンを決める。フィールドゴールで両チームとも得点を加え、ビルズが17対13とリードして前半を折り返した。

後半、両チーム合わせて5つのパントの後、49ersが敵陣40ヤード地点で第4ダウン1ヤードのコンバートに失敗。直後の攻撃でビルズのQBタイロッド・テイラーがWRジャスティン・ハンターへの30ヤードパスでタッチダウンを決め、24対13と点差を広げている。

第4クオーターでは、まず49ersのキッカー(K)フィル・ドーソンが47ヤードフィールドゴールを決めて8点差に縮めた。しかし、次のドライブではビルズのQBテイラーがスクランブルから21ヤードを走った後、RBマッコイが18ヤードランで3つ目のタッチダウン。直後のキックリターンを49ersは自陣27ヤード地点でファンブルする。それをビルズがWRウッズへのタッチダウンパスにつなげて38点目をあげ、その後もRBマイク・ジリスリーがエンドゾーンへ44ヤードを走り込んで45対16と試合を決定的にした。

QBキャパニックは8キャリー、66ヤードとスクランブルからのランで見せ場を作ったが、パスに精彩を欠き、パス29回中13回成功、187ヤード、1タッチダウンに終わっている。

ビルズのQBテイラーはパス26回中17回成功、179ヤード、2タッチダウン。自身でもRBマッコイに次ぐ68ヤードを走っている。RBマッコイは19キャリー、140ヤード、3タッチダウンと大活躍だった。