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【2016年第6週】チーフスがアウェーで白星、今シーズン3勝目!

2016年10月17日(月) 09:21

カンザスシティ・チーフスQBアレックス・スミス【Peter Read Miller via AP】

現地16日(日)、バイウイーク明けのカンザスシティ・チーフスは敵地でオークランド・レイダースと対決。3連勝中で勢いに乗っていたレイダースを26対10で下し、前戦(第4週)でピッツバーグ・スティーラーズに大敗したうっぷんを晴らし、今季3勝目を挙げている。

最初のドライブでリズム良く敵陣に攻め込んだレイダース攻撃陣は、クオーターバック(QB)デレック・カーがワイドレシーバー(WR)アンドレ・ホームズへの3ヤードパスを通して先制。立ち上がり好調だったカーだが、コーナーバック(CB)マーカス・ピータースにパスをインターセプトされ、相手に反撃のチャンスを与えてしまう。直後のドライブでチーフスはQBアレックス・スミスが着実にパスを決め続け、最後はランニングバック(RB)スペンサー・ウェアの3ヤードランでスコアを同点にしている。

第2クオーターにはスミスのパスで再び敵陣に攻め込んだチーフスが、今度はRBジャマール・チャールズの4ヤードランでタッチダウン。エキストラポイントには失敗したものの、しっかりとリードを広げている。一方、反撃したいレイダース攻撃陣は思ったようにパスが通らず、得点するチャンスを逃してしまう。それでも第2クオーター終了直前には、25秒以内に敵陣まで一気にパスで攻め込み、キッカー(K)セバスチャン・ジャニコウスキーが46ヤードキックを成功させ、点差を3に縮めて前半を折り返した。

後半に入ってもチーフスは安定の攻撃力を発揮。第3クオーター最初のドライブではエンドゾーン手前まで前進すると相手の意表を突いてノーズタックル(NT)ドンタリ・ポーにボールを渡して追加点、リードを広げた。チーフスはその後も2本のフィールドゴールを決めている。

試合はその後、両チームともタッチダウンがないまま第4クオーターに突入する。試合時間7分22秒を残し、エンドゾーンまであと20ヤードに攻め込んだレイダース攻撃陣だったが、カーがここで痛恨のファンブル。結局、チーフス守備陣がエンドゾーンをしっかり守って試合終了となった。

チーフスのQBスミスはパス22回中19回成功、224ヤードを投げ、安定感のある活躍でチームを勝利に導いた。RBウェアはキャリー24回、131ヤード、1タッチダウンの大活躍。RBチャールズと共にチームの大黒柱として素晴らしい活躍を見せている。

レイダースのQBカーはパス34回中22回成功、225ヤード、1タッチダウン、1インターセプトをマーク。WRアマリ・クーパーは10レシーブ、129ヤードと奮闘するも、レイダースはディフェンス陣が踏ん張り切ることができず、連勝は3でストップした。