【2016年第6週】ジャガーズ、第4クオーターの大逆転で今季2勝目
2016年10月17日(月) 08:55
現地16日(日)、シーズン第6週を迎えて共に1勝しかマークできていないジャクソンビル・ジャガーズとシカゴ・ベアーズがベアーズの本拠地ソルジャー・フィールドで対戦。前半はベアーズに押されていたジャガーズが後半に立て直し、17対16で今季2勝目をマークした。
ベアーズはクオーターバック(QB)のジェイ・カトラーが右親指負傷で不在の中、今週もブライアン・ホイヤーが先発している。
ジャガーズはファーストドライブで今季最高とも呼べるドライブでファーストアンドゴールに迫ったものの、ベアーズのコーナーバック(CB)トレイシー・ポーターにエンドゾーンでインターセプトされて得点に至らず。
第2クオーターに入り、ベアーズはキッカー(K)コナー・バースのフィールドゴールで0対3と先制。中盤、ベアーズは16回のプレーで今シーズン最長の86ヤードを進み、新人ランニングバック(RB)のジョーダン・ハワードのランによる今シーズン初のタッチダウンで点差を広げる。
第3クオーターに入り、ベアーズはワイドレシーバー(WR)キャメロン・メレディスの今シーズン最長となる36ヤードパスキャッチや、RBカディーム・ケリーが靴を脱がされながらも16ヤードのランでファーストアンドゴールと迫るが、タッチダウンは取れず、Kバースのフィールドゴールで0対13とする。
ジャガーズはその後、WRアレン・ハーンズの25ヤードのゲインやベアーズのアウトサイドラインバッカー(OLB)ウイリー・ヤングのジャガーズQBブレイク・ボートルズに対してのフェイス・マスクの反則などで攻撃を進め、WRハーンズがまたもや29ヤードのパスキャッチでファーストアンドゴールまで迫り、RBクリス・アイボリーがジャガーズ移籍後初のタッチダウンを決めて7対13と点差を縮める。
ジャガーズは再び攻撃権を得てタッチダウンすれば逆転できるチャンスを手に入れたが、ベアーズOLBヤングがジャガーズQBボートルズの腕をたたき、ボールをファンブルさせてターンオーバー。ベアーズKバースのフィールドゴールで7対16と点差を広げられてしまう。
ジャガーズはその後、Kジェイソン・マイヤーズのフィールドゴールでギャップを縮めると、次のベアーズのドライブをパントに追い込んで第4クオーター残り3分18秒で攻撃権を獲得。WRアーレリアス・ベンが2011年のシーズン以来の51ヤードタッチダウンを獲得し、トライフォーポイントも決めて17対16と逆転に成功する。
その後、ベアーズも反撃を試みたが、前半にベアーズWRオルション・ジェフリーに押されていたジャガーズの新人CBジャレン・ラムジーが後半はWRジェフリーをしっかりカバーし、追加点がかなわぬままに試合は終了した。
ジャガーズのQBボートルズは前半にかなり苦しんでいたものの、パス33回中20回、271ヤード、1タッチダウン、1インターセプトを記録。
ベアーズQBブライアン・ホイヤーはパス49回中30回、302ヤード、0タッチダウン、0インターセプト。ベアーズはこの試合、パスヤードを300ヤード以上獲得していたが、後半はジャガーズの守備に奮闘されて一度も第3ダウンからの第1ダウン更新ができなかった。
次週、ベアーズはサーズデーナイトフットボール(TNF)で同じNFC北地区のグリーンベイ・パッカーズとぶつかり、ジャガーズはオークランド・レイダースをホームに迎えて対戦する。