ミネソタ・バイキングスは再びスターランニングバック（RB）を欠いてフィールドに立つことになる。

バイキングスは現地23日（木）にRBダルヴィン・クックをリザーブ／COVID-19（新型コロナウイルス感染症）リストに登録したと発表。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートによれば、クックはCOVID-19の検査で陽性反応が出たという。

NFLネットワークのトム・ペリセロはクックがワクチンを未接種だと報じており、クックは日曜日に控えるロサンゼルス・ラムズ戦を欠場することになった。ワクチン未接種の状態で陽性反応が出ると10日間の欠場を余儀なくされる。そのため、クックは東部時間2022年1月2日（日）20時20分に開始されるシーズン第17週のグリーンベイ・パッカーズ戦には出場できる可能性がある。

今季、バイキングスはすでにクック不在で試合に臨んだことがあった。クックはシーズン第12週に開催されたサンフランシスコ・49ers戦で肩の脱臼と関節唇の断裂に見舞われ、次の1試合を欠場。とはいえ、シーズン第14週のピッツバーグ・スティーラーズ戦で復帰してキャリー27回で205ヤード、タッチダウン2回を記録するほど、積極的にリハビリに取り組めていた。

月曜夜も出場を果たしたクックはキャリー28回で89ヤードをマーク。チームはシカゴ・ベアーズに17対9で勝利して戦績を7勝7敗としている。今季が残り3試合となった中で、バイキングスはワイルドカードでポストシーズンに進出するべく、最後まで踏ん張り続けなければならない。

バイキングスは日曜日、クックの穴を埋めるためにバックアップのアレキサンダー・マティソンを起用するだろう。

【RA】