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【2016年第6週】QBマリオタが3TD、タイタンズを勝利に導く

2016年10月17日(月) 07:47

チームへ指示を出すテネシー・タイタンズQBマーカス・マリオタ【AP Photo/James Kenney】

現地16日(日)、テネシー・タイタンズがホームのニッサン・スタジアムにクリーブランド・ブラウンズを迎えて行われた試合は、クオーターバック(QB)マーカス・マリオタの投げては3タッチダウン、走っては64ヤードの活躍で、タイタンズが28対26で勝利した。

第1クオーター、タイタンズは最初の攻撃シリーズでQBマリオタがオプションキープで41ヤードを走り、その後、ワイドレシーバー(WR)リシャード・マシューズへのタッチダウンパスで先制する。ブラウンズはキッカー(K)コーディ・パーキーの2本のフィールドゴールで食い下がった。

第2クオーター、タイタンズがQBマリオタからWRケンダール・ライトへの48ヤードタッチダウンパスを通すと、前半終了間際、ブラウンズもQBコーディ・ケスラーからWRテレル・プライアーへのタッチダウンパスで再び1点差に詰め寄った。

後半はタイタンズが試合を支配し、ランニングバック(RB)デマルコ・マレーのラン、QBマリオタからタイトエンド(TE)アンソニー・ファサーノへのタッチダウンパスで15点差と突き放した。しかし、第4クオーターに入るとブラウンズQBケスラーが4ダウンギャンブルを成功させ、さらにWRプライアーへのタッチダウンパスで追い上げると、直後の2ポイントコンバージョンは失敗したが、流れがブラウンズに傾き始める。試合時間残り約2分でブラウンズがオンサイドキックを成功させ、RBデューク・ジョンソンがタッチダウンランで2点差まで迫った。しかしながら、次のオンサイドキックは成功せず、ブラウンズの追い上げもここまで。

タイタンズQBマーカス・マリオタはパス24回中17回成功、284ヤード、3タッチダウン、1インターセプト、64ヤードキャリー。RBデマルコ・マレーは21回キャリー、65ヤード、1タッチダウンの活躍。WRケンダール・ライトは8回レシーブ、133ヤード、キャリア初の1タッチダウンレシーブと勝利に貢献した。

ブラウンズQBコーディ・ケスラーはパス41回中26回成功、336ヤード、2タッチダウン、0インターセプト。先週に脇腹を痛めて出場が不安視されたものの、きっちりとオフェンスをリードしていた。WRテレル・プライアーは9回レシーブ、75ヤード、2タッチダウンの活躍。ブラウンズは6連敗、いまだ勝ち星なしだ。

次週、タイタンズはホームでインディアナポリス・コルツと、ブラウンズはアウェーでシンシナティ・ベンガルズと対戦する。