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【2016年第6週】ペイトリオッツQBブレイディ、今季ホーム初戦を白星で飾る

2016年10月17日(月) 07:14

今季初のホーム試合に出場したニューイングランド・ペイトリオッツQBトム・ブレイディ【AP Photo/Steven Senne】

現地16日(日)、ニューイングランド・ペイトリオッツは本拠地ジレット・スタジアムにシンシナティ・ベンガルズを迎えて第6週の一戦に臨んだ。“デフレゲート”騒動による序盤4試合の出場停止処分が明けて初のホームゲームに挑んだクオーターバック(QB)トム・ブレイディが3回のタッチダウンパスを決めるなど、スムーズな試合運びを展開したペイトリオッツが35対17で勝利、地元ファンを沸かせた。

開始早々、キッカー(K)スティーブン・ゴストコウスキーのフィールドゴールで先制したペイトリオッツだったが、なかなか追加点を上げられず、ベンガルズも攻撃のリズムをつかめない。第2クオーターに入ってベンガルズのQBアンディー・ダルトンが2ヤードタッチダウンランでリードするも、次のペイトリオッツの攻撃でブレイディがランニングバック(RB)ジェームス・ホワイトに15ヤードのパスを通してタッチダウン。エキストラポイントもきっちり獲得して3点差に戻して前半を終えた。

ベンガルズの攻撃で始まった後半はQBダルトンからエンドゾーンで5ヤードパスを受け取ったワイドレシーバー(WR)ブランドン・ラフェルがタッチダウンを獲得。ベンガルズが勢いをつけるかと思われたが、ショットガンからパスを投げようと構えていたダルトンがエンドゾーンでサックされ、セーフティを献上してしまう。これで波に乗ったペイトリオッツはブレイディからタイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーにタッチダウンパスが決まり、さらにRBホワイトが2度目のタッチダウンを獲得してベンガルズを突き放した。

終盤にKマイク・ニュージェントのフィールドゴールで3点を追加したベンガルズだが、その後もペイトリオッツにフィールドゴールとタッチダウンを許して点差を開けられたまま試合を終えている。

ペイトリオッツのQBブレイディはこの日、パス35回中29回を成功させ、376ヤードをマーク。TEグロンコウスキーはキャリアハイとなる7回のレセプションを記録し、162ヤード、1タッチダウンだった。

ベンガルズのQBダルトンは31回中21回のパスを成功させて254ヤード、1タッチダウン。2勝4敗の戦績はヘッドコーチ(HC)マービン・ルイスの監督下でワーストシーズンを過ごした2010年以来のことだ。