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【2016年第6週】QBカズンズの活躍でレッドスキンズが3連勝

2016年10月17日(月) 06:26

ワシントン・レッドスキンズQBカーク・カズンズ【AP Photo/Alex Brandon】

現地16日(日)、ワシントン・レッドスキンズは本拠地でフィラデルフィア・イーグルスと対戦。攻守共にイーグルスを上回ったレッドスキンズが27対20で勝利、3週連続で白星を挙げて今シーズン4勝目をマークしている。

第1クオーター後半、クオーターバック(QB)カーク・カズンズがワイドレシーバー(WR)ジェイミソン・クラウダーへの16ヤードパスを通してレッドスキンズが先制。これで勢いに乗ったレッドスキンズ攻撃陣は次のオフェンスドライブでもカズンズがベテランタイトエンド(TE)バーノン・デービスへのパスを決めてタッチダウンし、点差を広げた。

今季ここまで素晴らしい活躍を見せてきたイーグルスの新人QBカーソン・ウェンツだが、この日はレッドスキンズ守備陣を相手に思うようなパフォーマンスを発揮できない。それでも、イーグルスはランニングバック(RB)ウェンデル・スモールウッドがキックオフリターンの際に驚異的なスピードを披露、86ヤードの激走でタッチダウンを決めて反撃に出た。イーグルスはその後もカズンズのパスをセーフティ(S)マルコム・ジェンキンスがインターセプトし、そのままリターンタッチダウンを決めて試合を振り出しに戻す。しかし、前半終了直前にイーグルスはペナルティが原因となってレッドスキンズにスコアのチャンスを与えてしまい、最後はRBマット・ジョーンズの1ヤードランでタッチダウン、イーグルスが21対14のビハインドで前半を折り返した。

第3クオーターにはレッドスキンズがフィールドゴールを成功させてリードを広げる。イーグルスもウェンツがWRジョーダン・マシューズへの54ヤードパスを決めるなどして反撃の兆しを見せるも、タッチダウンを決めることができないまま、フィールドゴールで点差を縮めた。

第4クオーターにもフィールドゴールを成功させ、試合を7点差まで戻したイーグルスだったが、レッドスキンズ守備陣を攻め崩せず、試合終了を迎えている。

立ち上がりから好調だったレッドスキンズQBのカズンズはパス34回中18回成功、263ヤード、2タッチダウン、1インターセプト。また、この試合大活躍だったのはRBのジョーンズで、16キャリー、135ヤード、1タッチダウンでチームを引っ張る活躍を見せている。

一方のイーグルスQBウェンツはパス22回中11回成功、179ヤード、0タッチダウンをマーク。イーグルスは痛い2連敗を喫してしまった。