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バイキングスがRBクックをアクティブ登録、WRシーレンはIR入り

2021年12月30日(木) 14:47


ミネソタ・バイキングスのダルヴィン・クック【AP Photo/Andy Clayton-King】

ミネソタ・バイキングスは現地1月2日(日)に控えるグリーンベイ・パッカーズ戦に向けて攻撃のエンジンを取り戻すことになるが、プレーオフ進出をかけた争いのさなかにあって、まだ100%の状態ではない。

バイキングスは29日にランニングバック(RB)ダルヴィン・クックをリザーブ/COVID-19リストからアクティブ登録したものの、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロによると、足首を痛めているワイドレシーバー(WR)アダム・シーレンを故障者リザーブに登録したという。

ワクチン未接種のクックは検査で陽性反応を示したことを受けて先週後半にリザーブ/COVID-19リスト入りしていた。NFLおよびNFL選手会が火曜日にCOVID-19プロトコルを更新し、陽性反応を示しても無症状である場合、ワクチン接種のステータスを問わず、標準隔離期間を10日から5日に短縮したため、クックの早期復帰が可能となった。これまで、ワクチン未接種の選手は最低でも10日間は隔離しなければならなかった。

現在7勝8敗のバイキングスはシーズン第17週の試合を前に、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)では8番手の位置につけており、すでに5チームがポストシーズンへの切符を手に入れたNFCの残るプレーオフ進出枠は2つだ。

前回、バイキングスがパッカーズと対戦したシーズン第11週にはクックが115スクリメージヤードを稼ぎ、1タッチダウンを決めている。また、『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、クックのキャリアでパッカーズと対戦した6試合で、クックは9タッチダウンをマークしているとのこと。

バイキングスのポストシーズン進出の希望はクックの復帰で大きな後押しを得ることになるだろう。

残念ながら、その後押しにシーレンの姿は含まれない。

回復期間はおよそ1カ月と見られ、プレーオフをできるだけ長く進んでいかない限り、シーレンのシーズンは終わりを迎えることになりそうだとペリセロは付け加えた。

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