49ersのQBガロポロはダウトフル、新人ランスが先発の可能性
2022年01月02日(日) 17:37カイル・シャナハンはまだ希望を持っているようだが、その希望はかなえられないかもしれない。
練習に参加していなかったサンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)ジミー・ガロポロが現地12月31日(金)に公表された故障者レポートで親指負傷のためダウトフルと記載されていた。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、2日に控えるヒューストン・テキサンズ戦はルーキーのバックアップQBトレイ・ランスが先発する見込みだという。
チームを率いるシャナハンHC(ヘッドコーチ)はガロポロが日曜日に出場できる可能性に「希望をいだいている」と報道陣に明かしている。ただ、ダウトフルのステータスはまさにそれを意味しており、ガロポロの出場に疑問符がついているということだ。さらなる疑問を追加しているのは49ersがクオーターバックのネイト・サッドフェルドを練習生からアクティブ登録したことだ。
シャナハンHCは今週、ガロポロが親指にグレード3の尺側側副靭帯(UCL)捻挫を抱えていることを報道陣に明かしている。今回のケガは手術を必要としないことから、シーズン第17週にガロポロが出場する可能性が残されているのだ。
ただ、投球側の親指を痛めているため、フットボールを投げるのが困難になっている。49ersがテネシー・タイタンズに敗れたシーズン第16週の試合中に負ったケガは骨の一部が靭帯とともに引き裂かれたものだが、投球を難しくしているのは捻挫の方だという。
先発出場の可能性が浮上しているランスはアリゾナ・カーディナルスに17対10で敗れたシーズン第5週に先発し、29回のパスを投げて15回成功、192ヤード、インターセプト1回、16回のランで89ヤードをマークした。
ルーキーQBのランスはこれまでに5試合に出場してパス成功率は52.1%、タッチダウン3回、インターセプト1回を記録している。
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