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パッカーズ、今季終了後にWRアダムスにフランチャイズタグの可能性

2022年01月03日(月) 10:01


グリーンベイ・パッカーズのデイバント・アダムス【AP Photo/Aaron Gash】

グリーンベイ・パッカーズのワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスはそのプレーで常にフィールドを盛り上げているが、フィールド外では沈黙を守っている。2021年シーズン以降の契約を結んでいないことに関する話はほとんどせず、チームとも議論してこなかった。

情報筋の話によると、2021年7月下旬に大型契約の延長交渉が決裂した後、新しい契約については全く話し合われてこなかったという。これまで、アダムスもパッカーズもその話を持ち出していない。

現状から複数の情報筋が考えているようなことが起こる可能性もある。例えば、パッカーズがシーズン終了後、長期契約を結ぶ前にアダムスにフランチャイズタグを付与するといった可能性だ。そうなった場合、アダムスの現在のサラリー状況から、フランチャイズタグは約2,000万ドル(約23億円)になると予想されている。

パッカーズは2022年のサラリーキャップ状況が厳しく、現状ではキャップを下回るためだけに数千万ドル分を減らさなければならない。しかし、チームにおけるアダムスの重要性を踏まえれば、どんなキャップ状況でもアダムスを引きとめるはずだと情報筋は明かしている。

NFLで最も高給取りのワイドレシーバーになることを望んでいるアダムスは、ディアンドレ・ホプキンスが新たに得ることになった年俸2,725万ドル(約31億4,000万円)を超えたいと考えている。過去数年間の統計に基づくと、アダムスは最も高額の報酬を得るワイドレシーバーにふさわしい実力を持っていると言えよう。

パッカーズが複数年にわたる契約延長を完全保証するのは稀であり、契約を有意義なものにするためには、おそらく巨額の契約金が必要となるため、それは挑戦的な試みとなるだろう。しかし、挑戦的とは言っても不可能ではない。

それから、もちろん、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースの状況も関係してくる。パッカーズはオフシーズンにまずロジャースの状況を解決すると考えられており、ロジャースは自分の将来について早く結論を出すと話している。

今週、報道陣にロジャースの将来が自分に影響を与えるかどうかを尋ねられたアダムスは「必然でしょ」と答え、「そうならないはずがないよね? (中略)全部が全部じゃないけど、これからも間違いなく彼の動きを見ていく」と続けた。

【RA】